2020年3月30日月曜日

ケンちゃんサヨウナラ (ノД`)

国民的スターの一人が亡くなりました。

私にとってはドリフターズというのは「八時だヨ!全員集合」に登場する面白くて仕方のないおじさん達でした。小学生の頃の私はドリフ達の走り回る画面を見ながら息が出来ないくらい笑い転げていたのでした。毎週土曜日になるとこの番組が終わるまでは、親から「起きてて良い」と言われてたためこの番組までは心置きなく起きていたのでした。
(そのあと暫く時間をおいてトヨタが提供する「知られざる世界」というのを時々観ることを許されていましたが・・・。)

子供にとって腹の皮がよじれるとは、まさにこの番組を観て起きた現象でした。最初の頃は私にとって滅茶苦茶に面白かったのはカトちゃん。「ちょっとだけよ~!」などを手始めとして、小学校ではドリフを見ていなければ学校では話に付いていけないというような状況になるほどでした。

しかし、73年に志村が初めて出始めてからは番組の中でのそれぞれの立ち位置が次第に変わっていったのを子供心に感じました。東村山音頭が大当たりしたころは、間違いなくカトちゃんはドリフの中で2番になっていて、完全に志村の引き立て役。勿論カトちゃんだって十分に面白いし、二人だけで出てくるコントなんかでもカトちゃんの面白さは芸術の域だと今でも思うのですが、ドリフという括りをつけるとどうしても志村がトップになっていくのを見つめる数年間でした。

やがて85年に全員集合が終わった後も、ケンちゃんはお笑いの世界の中ではずっと面倒見の良いトップであり、以降、現れては消えていった無数の芸人たちとは無関係にずっと存在感のあるボスとして君臨してきたと思います。

たけしが居て、ウッチャンナンチャンが居て、ダウンタウンがいる中で完全に独立した別の大きな柱として日本の「正統派」のコントを守り続けた人だったと思います。
私が彼のコントを正統派というのは「時代と年齢を超えて誰にでも理解できる」という理由からです。

今度の新型コロナ・ウイルスが「まさか」私のお笑いのヒーローに襲いかかり命まで奪うとは・・・。私の心の衝撃は、昼に病院で仕事をしていた時にそのニュースをLINEで知って、周りの看護師さんに囁いた時に全員が「嘘でしょ!」と言った一言と全く重なりました。

警告を無視して酒を飲みに出かけ、警告を無視して友達とカラオケに行き、警告を無視して花見を続ける人達に彼の死が少しでもインパクトを与えることを願うのです。

このままでは昨日のイタリア・スペインは明日の日本になる可能性が大です。


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