今回の宮崎への帰郷には一つありました。
それは実家の部屋と屋根裏の荷物整理です。基本的に年老いてからの母親はモノを溜め込むという行為が少しずつ増えてきている状況に陥っている感じでした。
猛烈というほどではないし、汚部屋にも程遠いのですがやはりどうでもいいようなもの、例えばトイレットペーパーの芯なんかを「何かに使うかも」「もったいない」等という意味不明の理由をつけて溜め込んだりしています。
そのほかにも大きなクリアケースを何箱も買い込んできてはその中に二割程度しか詰めない感じで服を仕分けして入れていたりします。父母が使う三部屋に、いわゆる収納部の中まで合わせると大きな洋服ダンスが9つもあるというこれまた意味不明のモノの溜め込みが起きていました。
更に問題なのは屋根裏には家族全体の歴史的読書や学習の記録である本やノートがこれまた山のように詰め込んであるのでした。
こんなものを残したままで両親の片方に何かが起きたりしても何をどう整理していいのかわからないままになります。高齢になった両親がまだ判断の付くうちに「モノ」の数は減らしておかないとなりません。
というわけで、昨日の夜から親父と二人で夜中まで何時間もかけて屋根裏の段ボールを私が開梱して中身を確かめ、要らない者は一階に放り続けるといった感じで作業を行い、今朝もまた同様の作業を継続。大量の衣服や布団、そして雑誌や世界文学全集など大量の本を次々に片づけました。
それでも残った箱は最終的にまだ開梱していない分も含めて35箱プラスアルファもありました。とりあえずはこれで次に来た時の下準備という感じになったかな~と言うくらいですが、一階にある荷物などの分まで考えると一度作業をはじめたら、二人がかりでも丸三日はかかるだろうなと思いました。それも屋根裏とその一部屋だけで。
3/29にソラシド・エアの宮崎就航時に片道6500円という値段が出ていました。これを使えば安くで帰れそうですので、その値段がいつまで続くかは知りませんが、キャンペーンが終わっても今の飛行機代の半分くらいにはなりそうですね。
さて、片付けが一段落したところでシャワーを浴び実家を発ちました。レンタカーのミラーに映る両親に向けて長々と手を振っての別れでした。
飛行機に乗る前に一時間ほど再び叔母の居る病院を訪れました。
残念ながら今日も昨日のようにやはりせん妄状態で私が言っていることを理解している様子はなし。何度話しかけても何を話しかけても変わりませんでした。心を残して叔母に小さな声で別れを告げ病院を去りました。もう多分、叔母と生きて会うことはないだろうと。頭では解ってはいても心は納得できません。
レンタカーを返しましたが、たったの2Lで満タン。小型のハイブリッドであまり走っていないときのレンタカーのガソリン消費はびっくりの少量です。
飛行場につく前にローソンでサンドイッチを買って飛行場で食べ終わったあとでお土産を買いこんで飛行機に乗り込みました。帰りも同じデハビランド。
そのまま夕方の病院に戻り当直へはいりました。疲れました。
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