2020年3月25日水曜日

こんな人でも総理大臣・こんな党でも第一党

アメリカでも日本でも残念な人が国を統率しておりますが、それも仕方ないこと。

結局は対立政党の質や党首の人望が低ければいつもの「相対性」というやつで、駄目な野郎のほうがより輝いて見えるというだけの話。

アメリカでは票のカウントに問題があるにせよ、またロシアが手を貸したという強烈な疑惑があるにせよ、反対側に立ったヒラリーの嘘と毒の詰まった二枚舌ぶりに嫌気が差した連中が、結局のところ共和党に票を入れたというのが本当のところでしょう。

日本においても「究極レベル」のダメ人間達の集合体の数年にわたる悪政の反動として誕生したのがリバイバル自民党ですから、メチャクチャ駄目な輩の後の普通のダメ人間は逆に言えば幸福な立場です。

登場した安倍ちゃんはまさにこのパターン。
私も、この党の行ってきたここ数年の行為をジーッと眺めていましたが、本当に心の底から残念なのですがそのクオリティーはほぼ最低ながら、対立軸であったあの愚か者達の時代が悪夢のようにフラッシュバックされるたびに「犬の下痢Xソ」よりも、まだ馬糞のほうがマシかな・・・と思えてしまうのです。w

結局の所、こういった「時の運」こそがこの普通だったら退職時にせいぜい課長止まり程度の成蹊大学卒の、親と親族が綺羅びやかなだけの、凡庸を一筆書きで絵に描いたような人物をして平成の大宰相に仕立て上げたわけですから地の利、人の利、時の運というのは政治の世界では大事なものなんですね。もちろん皮肉ですが。

最近の一連の森友に関連して亡くなった官僚の残した真実への対応、コロナウイルス感染症後の経済対策に農林水産族の牛肉商品券のアイデアを採用しようかというような利権丸出しの姿勢とか、桜を見る会での名簿シュレッダーの件とか、広島のバカ議員夫妻の意味不明の擁護とか、アホで有名な奥さんの行動を制御できない無能さとか。

そもそもトランプに金のゴルフクラブ?かなんかをポチ同然に持っていった時点から眉を顰めていた訳ですが、もうそろそろ舞台を降りる時期が来たんじゃないかと思うんですよね。しかし、残念ながら次の人材が誰?となるとこれまた残念なくらい「はて誰じゃろう?」という状況。

そもそもこの国で、令和の時代に徒手空拳で政治家になろうというような奇特な人物が居るわけもなく、必然的に家系が歴代政治屋とか総務省から来た県知事上がりです~なんてのばっかり。

政治に金と力が必要なのは理解できるにしても、尊敬できて投票したいと思えるような人物なんて言うのは近所の政党、投票区の人物を含め誰も、本当に誰も居らず。orz

 投票率が低いと嘆く前にまずは己の質を上げろよと言いたいところですが、投票率が上がらないほうが組織を動かす政党には都合が良いことは昔から相変わらず。白票やマイナス票が意味を持つ選挙制度ならば良いのでしょうが、そんなものが実現するわけもなく。

日本はこの大宰相のもとで幸せのうちに縮んでいくばかりです。


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