先週末、宮崎に急遽戻って見舞った母の妹。
原発巣の判らないまま、内臓諸臓器を中心に転移した癌の為に最終的には亡くなってしまいました。看護師のいとこから連絡が入ったのは午後7時少し過ぎ。従妹によれば6:50頃に眠るように旅立ったとのことでした。
痛みがなかったのが何よりでしたが、最後の一週間はほぼ意識レベルという意味では全く外界の事がわからない程度に落ちていたことは残念。最後に話をしたかったと言うのが正直な気持ちです。
もともと大変話し好き、冗談好きの明るい叔母で私が小さな頃から初の甥っ子ということで私の母のところを度々訪れては当時生まれたばかりだった私をずっと抱っこしては可愛がってくれたとの話をいろいろな親戚から聞いたことがあります。
今どき70代半ば過ぎなどという年齢での死は明らかに「若死に」と言われるような時代になってきましたが、まさに若死にと言える死でした。
兄弟はこの間亡くなった母の姉、そして母、母の妹二人と二人の弟(小さな頃に無くなった妹もいたらしいのですが。)と居ますが、6人のうちこれで既に2人亡くなりました。そしてそのうち弟の一人はかなりシビアな内臓疾患を持っておりますので、年長の母親を筆頭に4人が生きていることになります。
6人兄弟とか7人兄弟とかいうのがまだまだ普通だった最後の世代が私の両親の世代ですが、その親達の世代が今まさに次々と亡くなるという時期にかかっている多死時代を迎えています。これから暫くは暗い理由で田舎を往復するような時期が続きそうです。多分これから10年くらいはやたらと九州と名古屋の間をそういった理由で行き来することになるのではないでしょうか・・・。
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