カルロス・ゴーンの会見、横目で見ていました。
しかし、もうなんというかヤッパリね。滔々と捲したてるこの早口で話し続けるオジサンって一体何者と思いました。話すのは何の証拠もない「自分の視点に立った言い訳」としての「日産の批判」「日本の司法制度の批判」が出てくるだけ。
話を煙に巻くという表現が全くピッタリ来るような会見でした。
所詮は不法に脱出した国際指名手配犯。金を使うことが出来る者だけができる手段を使って逃亡した「遵法意識の欠如した知性たっぷりの嫌味な金持ち」というスティッカーを貼られた男が数ヶ国語を使ってスマートに振る舞っても、なーんの説得力も持ち合わせていないのは明白。
レバノンのある階層の国民達にとっては頑張って国外で成功したレバノン人の一人なんでしょうが、方法論がとてもとても真っ当ではないところに犯罪者としての嫌疑がかかっているわけで、会社の金を私用に使い込んだり、違法な国際送金をその持ち前のスマートな知恵を使ってやっていたんですからアウトですわな。
観ていてワタシ的に終始一貫していた感想はスマートなオッサンは保身には忙しいけれど、中身は思った以上に人の心が読めないスッカラカンの輩だなというものでした。
日産の車が今、ノート以外ほぼ何も売れていないドツボ状況に陥っていますけど、今の状況が発生したのは結局の所、ゴーンの時代も含めて後半では全く準備がで出来ていなかったということではないでしょうか。
彼は所詮コストカッター。カットするものが無くなったあとに何かできるかというと、この手のポリテクには何も選択肢が残っていないと言うことを白日の下に晒してしまったということではなかったんでしょうか。要するに仕事が終わったあとも無用に長く居座りすぎたんですな・・・。
V字回復したあとで、さっさとやめれば今の裸の王様状態のような醜態は避けられたのにね~。自分を見失っているのがよく解る愚かな初老のオッサンの残念すぎる会見でした。
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