2020年1月18日土曜日

タバコをやめさせる一番の方法

禁酒法時代に酒をやめさせようとするピューリタン的発想の元施行されましたが、実際は御存知のようにマフィアの興隆を含めた悲惨な結果に終わりました。

病院でも患者さんや職員の一部は今でも普通に喫煙者です。
患者さんに話を聞いてみると、実際のところお金がなくてピーピーしていて、ご飯を食べるのを1食抜くような状況であっても、タバコにはどうしてもお金をかけたいというのです。

先日のアンケートの結果、最近は一日一箱数ような患者さんは相当減っていて、一日10本、あるいは三日で一箱、あるいは一日5本!等という涙ぐましい状況なのですが、それでも「やめる」というところまではいかないんですね。w

そこで本音を聞いてみると多くの患者さんが「お金があればもっと買うけどね~、最近は高くって!」という一言を漏らします。そこで私が何気に「じゃあ幾らになったらタバコ買うのやめる?」と聞いてみると、一番安いタバコが一箱500になったら相当厳しいと言いましたので、「千円ならどうしますか」と尋ねたら「無理。止めるしか無い。w」との一言。

吸ってる連中の多くの皆さんは「誰にも迷惑をかけとらん」と言うのですが、結局将来投入される医療費は税金からのもの。タバコを買って投入し続けた金などは、その時の治療に使われる種々の医療費に比べれば正直ハシタガネでございます。

どうでしょうね。政府の皆様。一箱1000円で手を打ちませんか?

2019年のタバコ価格一覧はこちらのリンク


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