2020年1月10日金曜日

障害者がこの世から居なくなれば良いという愚かな愚かな発想

心神耗弱という名目で死刑や重罪を逃れるのはナシにしてもらいたい。

クスリをやっていた、酒を呑んでいたということで正常な判断力を喪失していた・・・。
冗談は止めてもらいたい。大麻をやっていたとかいうこの全身入れ墨のバカ男。植松聖というこのクズが津久井やまゆり園で19人もの入所者を次々殺していったという理由がまさに優生思想そのもの。

雇われた経緯はわかりませんが、入所者への酷い暴言や体の入れ墨などがもとでクビになったというようなネット上の記述もありますが、クスリをやっていようがいまいがこんな奴は本来入所の誰よりも実際は重度の思考障害が有ったという笑えないはなし。

園の職員を脅しながら「こいつは喋れるのか?」と言いながら喋れないと言われた人々を部屋を移動しながら一人ずつ殺していったというのですから、まさに日本に現れたメンゲレです。

こいつに何の弁護をするのかよく解らないのですが、まあ、弁護士というからには何かを話すんでしょうな。曰く心身耗弱、心神喪失とか。人を殺すような段階で既にこの社会では生きていく為の適応を失った人間なのですから、隔離後その存在を消去してもらいたいものです。

正当防衛以外の理由で人を殺す状況というのは考えてみるとあとは戦争だけですか・・・。戦争は始まった時点でもう国家の状況としては殺るにしろ殺られるにしろ、国民としては最低の選択を強制された状況なんですけどね。

優勢思想。戦前から続いた癩予防法にしても、障害者に対する強制的な優生手術にしても本当に何を根拠にしたらそれをする側は生きる権利が有って、それをされる側は生きる権利もないと言うように考えられるのでしょうか。

そうやって数百万人のユダヤ人が殺されたのはこういった馬鹿な男のような思想に共感する人間の数がある一定数を超えた時に起きること。あの時代はヒトラーでしたが、平成の最後には植松という男がミニ・ヒトラーとして出てきたことに嫌なものを感じます。

不満のはけ口を自分より弱いものを消すことで注目を浴びようとする異常者の存在。シンパシーを示すものの登場に気をつけて一人づつ潰していくしか有りません。

障害は精神にしろ肉体にしろ必ずヒトの社会が存在する限り、先天性にしても後天性にしても当然のようにあるもの。それが見えない見たくない人間はそもそもそういう人間自身が社会には居場所がないということを理解できないのでしょう。


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