2020年1月28日火曜日

やはり車は怖い

知り合いの方の40代の姪御さんが車に巻き込まれてお亡くなりになったそうです。

交差点で右折車に巻き込まれてお亡くなりになったとのこと。外見は美しいままで、転倒時に打った時の頭蓋内の損傷が致命傷だったとのことで、一週間後に生命維持装置を切ったということでした。

愛知県だけでなく、日本中で毎日毎日亡くなる必要の無い人達が車、バイク、自転車等との事故に巻き込まれて亡くなっています。

愛知県警も必死で事故防止に取り組んでいますがやはり車の走行台数が多いことも有り、毎年毎年全国でワーストXと言われるような不名誉なランキングに甘んじています。
各社がそれこそ血眼になって安全の追求による事故を起こさない車、例え起こしても対人、対向車、そして自車内の人員などの安全が最大限になるようなシステムを追求され続けていますが、それでも事故がなくなるレベルまで車が進歩したわけでもなく、人も毎日亡くなり続けています。

例えば家族の中で一家の中の成人が一人亡くなるだけで、その方の親、配偶者、そしてその子達に限りない悲劇と悲哀がその人生を覆ってしまうわけで、対人事故を起こした人も起こされた家族も止むことのない悲しみに一生苛まれるわけです。

たとえ生きていても、精神的ショックによるPTSDがその人を苦しめたり、肉体的に目に見える障害が残ったり、表には目立たなくとも一生痛みが残るような不可視の障害が残ったり、意識が戻らないような状況であったりすれば一瞬の事故で何十年も多くの人を巻き込み苦しめるわけです。

近年、運転者にとっては安全性が大幅に改善された自動車がたくさん現れ、それが世界の人達にとって十分にその車を選ぶ理由となる時代になりました。しかし、その安全性の進歩が歩行者にまで敷衍されたかと言うと正直まだまだ全然というレベルだと思います。

認知症を持つ人の激増にともなう事故の増加も、子供達の飛び出しに対する事故の防止能力も全然まだまだ駄目だと思います。この度亡くなられた知人の姪御さんのお話を聞くにつけ、「有ってはならない」出来事だと改めて思うとともに、己がその加害・被害何れの当事者にならぬように祈るばかりです。


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