今、病院の種々のルーティン作業を効率化させるために自分でシコシコとFM(FileMaker)を使用して簡易データベースのハンドリングに取り組んでいます。
無論、私はDB用の種々の言語を操れるわけでもなく、またそれをしようとも思いません。理由は簡単で、昔からラボで使うレベルの簡単なDBであれば、FMを何となくイジっておけば昔から何となく「日常の研究で使うには困らない程度のそれらしいもの」が出来上がっていたからです。
いわゆる洗練された業者制作レベルの、大規模かつ複雑な構造のものとは程遠いのですが、それでもやっぱり日常の仕様には十分事足りるものでした。この美点は今でもバージョンが上がり続けるFMにも連綿と受け継がれていて、ネットに散らばっている「それらしい」動画や説明を読んでいくことで解らないところを一つ一つ潰していくことができます。
それでも、私の脳みそというのは全く精密機械!等と呼ばれるような頭脳の持ち主とは対極にあるようなボンヤリ理解型のボンクラ頭なので、なんとな~く理解したことを「ああでもないこうでもない、いや、やっぱり上手くいか~ん」等という感じであっちにぶつかりこっちにぶつかりながら進めていくだけです。
それでも、ヒーヒー言いながらではありますが最終的に「まあ使えるか、、、な?」などというものを作ってみて、現場のデータを吸い上げてみて最終的に修正を加えて再調整しながら一件落着という、なんともアナログというか土方仕事みたいな仕上げです。
種々のスクリプトや関数の記述が上手くできればもっともっと洗練されて更にかっこよく「やりたいこと」ができるのでしょうが、現時点ではこの程度のレベルで我慢するしかありませんし、仕事でそこそこ使えるならそれで良し!とすべきだと思っています。
これ以上のことをやろうと思ったら院内で勉強会を開いて自分で教える!等のモチベーションを自分にふっかけない限り大きくは成長しないだろうと思っています。事務方の昭和のオフィス風の伝票処理などを見ていると、「21世紀に何を紙の帳票をめくっとるんだ?」というような作業をしているんですが、事務方のトップが爺さんだとなんにもそこら辺は解ってないから仕方ないんでしょうね。それよりはそれに文句を言わない若手のほうが大問題なんですけど!
今度、やっぱり若手を集めて勉強会を強制的に開いて進化を促そうかな?
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