2019年12月19日木曜日

病院の飯の不味さはなんとかならんのかw

ほぼどこの病院もそのサイズには関係なく病院食は美味くないと思います。

例外があるとしたら産婦人科の食事でしょうか?
嫁さんが長女を産んだときにはそこで出される美味しい料理に大喜びで、二人目を産むときも「あの料理」が食べられると解っていたために、出産前から楽しみにしていたくらいです。まあ、何もしなくても三食美味しいものが食べられるということ自体が楽しかったのかもしれませんが・・・。

それにしても、平均的にどこの病院で出される食事も正直不味いと思います。いろいろな病院で結構「検食」というシステムを導入していて、その病院でその時間帯に出される患者さんの標準的食事を我々医師達に提供するわけなんですが、特に多くなるのはバイトで行く関係上、昔から必然的に休日の朝・昼・夕の三食。

しかし、それらが「患者さん向け」の病院食であるところはまず美味しかったことがありません。時には正直「豚の飯?」というようなものもあるんです。医師向けに別に作っているところはもちろん「おお!」というような病院食であることも無きにしもあらずなのですが、それは患者さんが食べているものとは別注ですのでカウントには入りません。

結局の所、栄養バランスとカロリーと1食にかけられる値段のバランスが全てで、これを削ってくるのが多くの病院の真実。それは大学病院でも同じことです。

アメリカで私が心臓のオペをして入院したときの飯はまさに豚の餌の極みというか、これ宇宙食用の缶詰を皿の上にぶちまけたのかと思えるほどのものでした。
おかげで入院中は点滴以外ほとんど何も体に入らず入院してる間に一週間で4-5キロ痩せる始末。

病院食の不味さには国境はなさそうです。w


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