2025年4月24日木曜日

女子大って消えるのかな?

ちょっとニュースをみて驚きました。

私が中学や高校の時に良く問題集に載っていたノートルダム女子大が学生募集を辞めたというのがそのニュース。それによると「2025年4月25日、2026年度以降の学生募集を停止すると発表した。2025年春に入学した学生の卒業をもって、大学院を含めて閉学する見通し。学校法人が運営する小、中、高校は存続させる」という話。

私が大学時代を過ごした長崎にも「あんな田舎にもかかわらず」沢山の女子高、女子大がありましたが、日本に帰ってきて気付いたのは長崎の多くの高校が共学廃止、大学関連では短大廃止して四年制大学のみ、女子大ももとより共学化という状態。まさかあそこが?という様な所が消えていってたり、少子化の影響は止まる所を知りませんね。

我々が大学に入った頃というのは1980年代なのですが、当時はバブルが真っ盛りから弾けたあたりで、大学四年卒の女子はどちらかというと煙たがられていて、短大卒の子が素直な即戦力として強く求められていたものでした。

そして、ここがまさに昭和から平成初期の名残なのですが、就職した女の子は数年程度で企業内の誰かと職場結婚してくれて、仕事を辞めていってくれるというのが企業が何も言わないけど「確実に」求めていた女子というものの画像でした。

ところが、バブルが崩壊し就職氷河期が始まって、人材市場は売り手から買い手へとその主導権が一気に移り、大学も単なる人生の休憩場から、真剣に能力を磨き資格取得を目指す場と変わりました。

それでも仕事に就けない若者達は路上に溢れる様になってしまい、ここ辺りから女子大や短大の役目は今の終焉へ向かって舵を切っていったように思えます。

アメリカでは今でも有名な女子大は残っていますが、日本を含めてそういうところはどうなっていくんでしょうね?結局人が集まらなくなれば組織としては成立しないでしょうから強制終了とかリセットがかかりそうですが、名古屋はまだまだお金持ちの婦女子が通うところが幾つも残ってますので、未来がどうなるのかはわからんところでしょうか?

あの「黒い噂」で有名になっちゃった東京女子医大は…結構アレな感じですけどね。w

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