2019年12月8日日曜日

一人博物館

日曜日に家族が家でゴロゴロの中、私だけは滅多に無いチャンスとして動くことにしました。

アメリカから名古屋に移ってきて6年。
実はどの博物館にも一度も行ったことがなかったのです。都市に住むということはそういった展示物、行事、アトラクション等を余り移動せずに享受できるチャンスが大きいと言う事を意味しています。

朝起きた時点で、まずネットを検索。すると一番目立ったのはカラバッジョの展示会。しかし、これはきっと「大量の人」が並ぶという日本のいつもの有名美術展のパターンが繰り返されているでしょうからあんまり乗り気では有りませんでした。

というわけで、まずは何も考えずに鉄板の名古屋市博物館に行ってまいりました。ネット上では以下の展示物が特別展という形で展示されておりました。
そもそも、私は歴史というものに全く疎い人間で、高校の時などは受験に関係ないと思っていた“一学期間だけ取らざるを得なかった日本史”の授業では赤点を取ったことのある人間です。w

試験の関係ない今だからこそ、全く純粋な興味だけでそういったタイトルに向き合うことが出来る訳です。実際に車を転がして行ってみると古いコンクリートの建物が有りました。後で調べてみると、もう40年以上も経っている建物だったのです。

それでも、名古屋市のような大きな自治体だからこそ持てる大きな建造物。中に入ってみるとやはり昭和感満載の中身でしたが、展示スペースは結構広かった感じですね。
私が中学高校の頃に習っていた日本の歴史とは何だか様子が違うぞ?と言う感じの展示物で、きちんと全国の、特に福島の遺跡からの発掘物が展示されていて興味深かったですね。

ただ、あまりに一生懸命集中して回って2時間以上も休まず、飯も食べずに展示物に見入っていたために一回の特別展示物を見終わった時点で「魂を抜かれた状態」になってしまいました。

それでも、ココまで来たからには〜という事で、常設展示場も回りました。ここはここで名古屋の歴史を周辺のエリアとの絡みをつけて古代からごく最近である我々の知る懐かしの昭和の諸々の歴史までを見せてくれます。それでもやっぱり見終わった後はヘロヘロ。

取り敢えず、今後はゆっくりといろんな博物館を回って当たりをつけていこうと思います。一人で回ると誰のことも考えずに時間軸を組み立てられるので、滅多に取れない休みには良いチャレンジだと一人考えた日曜日でした。

次はやなせたかし生誕100周年の記念展示があるみたいですね。高知では記念館にはいきましたけど、もし面白そうなものが追加であるのなら行くかもしれません。いや、それよりも先に他の美術館かな?


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