2024年10月7日月曜日

クスリを自国生産出来ない三流国家・日本

頭の悪い厚労省の役人の存在は常に国民の健康を脅かし続けてきましたが、最近はそれが目に見えて加速してきました。

このブログでは「何回も」国家の怠慢と誘導による国民の生命の基本的安全の確保が無視されている事を書いてきました。様々な病院で多くの本当に基本的かつ必要な薬が「無い・供給出来ない」という事態になっているというのが常態化しているという話。

暫くすれば、暫くしたら…等と問屋や製薬会社の人間は言っていましたが、コロナ前からの年数をカウントすれば少なくともこの5年ほどは同じことを言い続けています。

臨床の現場への実際の影響としては、例えば今まで一週間使用して良く効果の出ていた抗生物質が8日目からは次の薬に変えなければならないという状態に「強制的に」変更させられる訳です。それも一種類二種類ならまだしも、日常的に使うようなごく普通の薬等でも同じように「次の入荷は未定です」等という事前通知が来るわけです。

クスリの材料の基本中の基本となる種々の材料の多くが中国やインドに依存しているという異常な事態を推進「させられた」理由は明白。バカ厚労省が薬価を下げ過ぎた事で、普通に国内で薬を一貫して製造しようとすると、設定された薬価では到底利益を出せずに、作れば作るほど赤字になるという様なトンデモない政策を推進した為。

結局、日本は万一他国が「NO」と言えば、薬を作れない国になり果ててしまったのです。目先の小銭稼ぎに惑わされ、対局を見極めきれなかった日本の役所の大失態です。

日本国の獅子身中の虫というのは、私が理解できる範囲では本当にこの役所が筆頭では無いでしょうか。いま、こういう事態になって初めて厚労省は動いて今必死でそのリカバリーに動いているという事ですが、流石は三流官庁!先も読めず、体側も後手後手。金融庁に言われるがままに薬価と保険料を削り続ける事で医療費を下げ続けたとどの詰まりが今の日本の薬の不足です。

一体ここはどこかの第三世界なんでしょうか?行政の愚かさの為に人が死なない事を祈るばかりです。

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