歴史的にはこういったファイナルでぶつかり合う事の多い両チームですが、今のところは大谷自身の選択が正しかった事を毎日証明している状況ですよね。本当に良かった。^^
本日第一回目のドジャー・スタジアムでの戦いはあっと言う間にヒートアップ。逆転に次ぐ逆転で、観ているこっちが思わず立ち上がったりのけ反ったりするレベルの興奮する内容でした。
しかも、最後の最後のほうではベッツを申告敬遠で歩かせてからの満塁&ツーアウトというほぼ漫画でしか出てこないような「大舞台」設定。まったく以て持っている連中というのは漫画を現実の世界に持ってくる能力があるのが良く解りました。
そしてその上での元故障者であったフリーマンの打席にアニメを超えた世界が登場。カルロス・ロドンの渾身の一球を縦スイングの一閃で右スタンドに叩き込むヒーローっぷり。一瞬でドジャー・スタジアム全体が興奮のるつぼと化しました。当たり前です。ベンチの選手もコーチも監督も、もう信じられない!という表情と共に飛び出して来てホーム・ベースの上で狂喜乱舞していましたが、これで野球人気は暫くは大丈夫じゃないかと強く思った次第です。^^
凄いものを見せられたら必ずその一瞬を記憶に刻みつけられて大きく育ってくる子供達が居るものです。私は日米、そして中南米ともにそういう子供達が今日の一発で確実に覚醒したに違いありません。十数年後が愉しみです。私が生きていたらそういう事を語る子供達が登場する瞬間をきっと見る日が来る事でしょう。
野茂の活躍が、イチローの活躍が、ダルビッシュの活躍が本当に若い選手達を次々に生み出してきたように、彼の国ではこんな一発が次世代を育てるのでしょうね。(勿論、これを視ていた野球好きの日本の子供達もそうでしょう。)
日本の野球のレベルの高まりを見て「ワールド・シリーズ」というネーミングがイマイチ嫌いでしたが、今日ばかりはそれを納得させられました。
アメリカン・ヒーローは未だ健在でした。(フリーマンの病気の息子さんのことを考えるとスーパー・アメリカン・ヒーローと呼んで良いと思います)
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