2024年10月20日日曜日

義父の三回忌

朝はゆっくりしていました。

一時過ぎから執り行われる事になっている三回忌法要を控えて二時間ほど前から以前義父と仕事の上でつながりのあった方々や義父の親族が集合しました。

11時過ぎくらいから友人の方々が三々五々来て下さり頑固一徹だった義父の思い出話に花が咲きました。一つ一つの話が如何にも昭和生まれの人間の逸話ばかりで、今ではもうとても有り得ないようないろいろな「奇人変人」達の話に膝を打って笑い合うばかりでした。

始まる前には皆で注文しておいた長崎・吉宗(よっそう)の茶碗蒸しや三食飯等のいつもの長崎の定番を久々にお客さん共々いただきました。

いよいよ1時になり皆が揃うと若い浄土宗のお坊さんがやって来て朗々とお経を唱えていきました。我々も唯一言える「南無阿弥陀仏」を10回唱えるところだけ何度も唱和しました。唱えて頂いたお経自体はかなり解りやすいお話で、一枚起請文の事などもきちんとお経の中に織り込まれていました。

それにしても、法事の読経というのは途中までは有難くて良いのですが、10分…20分…と経ってくると、お経何か全く耳に入ってきません。理由は御推測の通りで、足が痺れてしまうから!

もう、何が何でも脚を崩したくなるような状況になる訳ですが、最初のうちは我慢できても最後のほうでは「もう無理~~~~~」状態。周りでもムズムズした挙句に足を動かしていただけの人達も最後は胡坐になっていました。女性は体を少しひしゃげてリラックスしている人達が多くなりました。^^

最後の最後に坊さんの短く面白い法話があり、皆頷きながら人と人の出会いの大切さ、人生の短さと儚さを説かれるのに聞き入っておりました。坊さんとお客さん方を送り出した後は皆、親族でリラックス。

お義父さんも上から皆の顔を久々に全員眺めてくれたのではないかと感じた一日でした。いよいよ明日は長崎の最終日。実質滞在四日間のあっと言う間の滞在。次に来るのは何時になるのでしょうか。

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