2024年10月8日火曜日

長女が電話を買えない!w

この数年で何とも「アレ」縛りになってきたんだなという事が実感できる状態になってきた事が今回の長女の電話機購入で明らかになりました。

今回、帰国してきた長女が新規契約としてDoCoMoでiPhoneを購入してフツーにahamoで契約しようとしたんですが、先ずはDoCoMoのIDを取得して、機種選定、最後に購入という手順を踏むのですが、最後の最後で7種類くらいの日本国内の種々のIDを示す事をリクエストされるのですが、そこにはパスポートは無し!運転免許証を含め障碍者手帳等々の表示があるのですがそこには娘が持つIDは一つも無し。w

という訳で、数日前に申請していたマイナンバーカードを待つことになっているのですが、これが今の時点で凡そ一か月待ちとのこと。今現在、日本人のマイナンバーカードの取得率はギリで80%に乗ったかどうかというのがこの7月時点での現状。

まあ、取得する気の無い人間、取得する事の出来ない人(認知症その他も含め情報から隔絶されている人など)達も含めて2割ほどは未だ取っていないようですが、やがては行政の波に洗い流される事でしょう。

日本人としてこの国で生きていく限り、ありとあらゆる手続きが早晩この一枚のカードで処理されていく仕組みになるでしょうから、抵抗する事自体が無駄。アメリカにおいてSSNを持っていないのと同じ事が起きる訳で、「普通の日常を送る市井の人間」であろうとする限りはありとあらゆるところでこのカードの提示を求められる訳です。

今回の娘の電話取得に限らず、公的書類の申請、不動産の取得、銀行口座の開設などに全て当てはまって来る筈。保険証や免許証は既にその状態ですがとにかくphotoID無しの資格やお金の流れはますますガッチリとブロックされていくことでしょう。

結局、今後はマイナンバーカードというIDの最初の入り口での偽造とそれ以降の電子的詐欺の防御手段のブラシュアップでしょう。

恐らく娘は日本でも免許を取る気は無いのでしょうが、今回の件は筒井康隆の1枚のIDを無くして生活が全てぶっ壊れる男の話を再び思いだしました。

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