2024年10月17日木曜日

人生最大の危機

冷や汗を掻くとはこの事でしょう。

今日は昼には病院の外来を終え、病棟の業務も終わらせて一時ごろには一旦帰宅しました。その後に急いで髪を切りに行って本日のメインイベントに備える事に。それは長崎の義理の親父さんの三回忌に出席するために次女を除く四人で車に乗って長崎へ向かうというものです。

髪を切った後に、少しだけ横になって5時ごろに起き出して来て7時の出発ターゲット時間に合わせるような行動をしていました。シャワーも出発直前にもう一回浴びてリラックス。嫁さん達準備した大量の荷物をしっかりと前もって車に下ろして荷物も詰め込みました。

結局、しゅぱつしたのは夜の7時半過ぎ。

あちらこちらで約二時間ごとのトイレ小休止などを入れながら移動をしたのは良いのですが、やはり少し単調な運転ですし、何時ものように長崎に夜中に向かうこの時間帯はほぼ9割以上が日本の物流を担うトラックばかりに周りを囲まれる状況です。

それでも、二時間毎のトイレ休憩ではSAでいろいろな地域のお土産を見たり、併設のマクドナルドで自分と息子だけマックを食べたりといろいろとやってい愉しんでの移動でした。時間も夜の12時を過ぎて来ると助手席の息子や後部座席の嫁さんの長女はすっかりお眠りモード。まあ、いつもの事です。

しかし、事件はこの後に起こりました。

もうすぐ夜中の1時半になろうかという時の事でした。山陽道、広島の区間でした。もう少しで小谷SAを通り過ぎようとする時に眼の前を真っ白のCX-3が走っていました。しかし、走り方が明らかにオカシイ。センターラインを跨いだり、また右に戻ったりという感じで明らかに居眠り運転かそうでなければ酔っているのか病気です。

特にその車の左側にはトラックが二台並走していたのですが、もしぶつかって巻き込まれたらこのサイズの車ではペチャンコにされる可能性まであると思うそのサイズ差。それが一分くらい続いたでしょうか、家族も寝ているので起こしはしなかったのですが、距離を置いて走りつつも「嫌な事が起こらなければ良いけど…」と思っていたら、粋なるその車が物凄い速度で急加速していたっと思ったら視界から消えていったのでした。

「何やっとんだあの運転手は?」と思いつつ、気を取り直して運転していたその時でした。
緩い右カーブの先でいきなりさっきの車が自損事故を起こした様子で中央分離帯側にぶつかって煙を上げて止まっている上に車外に出て車をじっと眺めていたのです。

こちらも100キロ出していますから、カーブの先に突然そんな状態で車が止まり、かつ人が車外に出ているなんて「全く」思っていません。急ブレーキを踏んで寝ていた家族が思わず「うお~」という声を出したのまでは覚えているのですが、こちらはもうPTSDレベルの衝撃。眼の前の本当に10メートル手前で危険回避した感じで、下手をしたらあの車にぶつかって人を殺していた可能性のあった一瞬でした。

あんな追い越し車線側のあの位置に車が居たら絶対人が死ぬと思ったので直ちに110番。「事件ですか、事故ですか」という何時ものあの声を聴いた後、すぐに事故ですと言って高速のポストのマーク位置を報告。事故の状況をつらつらと喋って景観とのやり取りを終了しました。

ところが、また一時間ほど経った頃に見知らぬ番号から電話。すると広島県警高速隊の方からその時のドラレコ画像を持っていないかと云われました。メモリは有るけど、見直したことはないしそのやり方としてはメモリを抜きだひてみる方法しかしらないと伝えた後、逆にこちらから人は死ななかったのかと聞き直すと幸いな事に人は死んでいませんでした。

何故画像が必要なのかを伺ったところ、運転手の証言が食い違う感じとのことで、ン後yに戻った後に画像を見直して、可能であれば報告しますねと約束して一旦終わりとなりました。

しかし、今回の件、あと一秒反応が遅れていたら完全に物損以上、最悪人を轢いている可能性のある事故でした。人生最大の危機の一瞬の一つと言って良かったでしょう。

有り得ない!しかし、何時でもあり得る事故なのでした。

0 件のコメント: