2024年10月31日木曜日

何もないハロウィーン

アメリカも遠くになりにけりです。

私にとってのハロウィーンは子供達の年中行事としてのお菓子集め、そしてlabで働いている秘書のオバサン達のセーターがオレンジ系統の派手なものに変わる事、あとはWalmartでいろんなオレンジと黒のガラクタを大量に売っている事が記憶に戻ってくるくらいです。

そもそもがケルト系の土着のお祭りがキリスト教の侵入・布教に伴ってごちゃ混ぜになってアメリカで商業ベースに乗っかって広まった行事程度の認識なんですが、子供達にとってはお菓子を掻き集める良い機会だし、みんなが楽しければそれで良いよな!って位のものでした。

私にとってのアメリカにおけるこの季節は前にも書いた通り何と言ってもパンプキン・スープが滅茶苦茶に安くかつ美味く食べられるシーズンだという事に尽きました。めっちゃくちゃ安く売っている大量の、そして見た事も無い様ないろいろな種類のパンプキンから出来上がる素朴でとろける様な舌触りに毎年中毒の様になっていました。

朝昼晩、毎日三回パンプキン・スープが出てきたらそれが幸せの絶頂と云うくらい、あの頃バージニアで食べていたパンプキン・スープは美味かったと断言できます。これには異論は挟ませません。^^

しかしながら、日本でパンプキンと言えば基本的には日向カボチャですから、味が全く違う別モノ。あの味の再現は到底無理です…。どこかに行けば手に入るんでしょうが、って毎年おんなじこと考えてます。w

我が家では流石にアメリカ帰りの娘たち空け合って部屋はちょっとだけそのたぐいのものでの飾りつけをしていますし、犬もハロウィーン生まれに合わせてSpookyと付けたくらいですから、この日が今は亡き我が家にいたワンちゃんの誕生日でもある訳です。

そう考えると、あの震える仔犬だったSpookyを初めてジョージアに迎えに行った日は遠い日々になったな~。

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