いい歳こいて…というのはまさにこの事で、家族に合わせる顔もありませんというレベル。
一年ぶりにリッチモンドで教授をしている元研究仲間が一時帰国してきて、毎度の如く私の住む名古屋に来てくれます。私は何時もリッチモンドの今の状況を面白おかしく聞いては酒を酌み交わし美味いものを口に入れているのでした。
また、そう云った研究所や大学周辺の興味深い話だけでは無く、当然の様にお互いの家族の事も話しますので、お互いの子供も既に全員が大学教育を終了し、仕事に就いたり研究をしたりするような歳になっておりますので、互いの子供達、奥さんの事なども話に出て来ます。
話を聞いたところでは家のローン支払いも終わり、リサーチも結構愉しんでいるような状況でしたので、私もニコニコしながら話を聞かせてもらいました。
さて、実は私が今回先生を誘ったのは名古屋で今も続く最も古い大衆酒場と言われている「大甚」でした。一度は先生を連れていかんとな~とは思っていたので、今回は良いチャンス。上にも書いた様に二人でこの古めかしい酒屋で確実に呑むためには3:45分の開店時に確実に並んでおかなければ不味いのです。^^
大尽に近づいて行った時に交差点で私の肩をポンと叩く人物が!その時振り返るとなんと本日のゲストである先生がニコニコしながら立っていたのでした。こちらも驚きましたが、向こうも偶々だったようで二人で横断歩道を渡り直ぐに店の前へ。今日は平日の水曜なのでそこまでは…と思っていたら3:10の時点で既に人が5人並んでおりました。w
そして開店時間には我々を含めて15人ほどが並んでいる始末。これだから酒飲みはダメなのです。(自分もですが…)
店の中に入って3時間ほどだったでしょうか、呑んで食ってを繰り返しながらあっと言う間に良い気分。次に移る河岸は既に頭の中で決まっています。それは歩いて数分の円頓寺商店街の中にある何時もの角打ち「お酒の神様」。今日も壁にかけてある銘酒を左端から順繰り呑んでいきました。
向こうの酒場から数えるとビールの大生一本と日本酒を7合くらい其々に吞んだところでしょうか、金を払って店を出たところまでは覚えているのですが、後は一体どうやって家まで辿り着いたのか正直覚えていないのです。orz
家のリビングのフロアで朝、朦朧とした意識の中で寝ているのは自分で判ったのですが、出勤前に気がついてみると奇跡的に電話も財布も先生から渡されたお土産も無くしておりませんでした!
しかし、朝の外来に多少の影響はあり頭痛は無かったものの、頭の中心がゆらゆら揺れるのが10時頃まで続いておりました。本当にダメ人間ですね…。あとでテキストを先生に送ってみると、先方も「久々にベロベロになる迄飲みましたが、何とか無事に神戸まで戻れました」との記述があってメデタシでした。しかし、私は先生とどこでどうやって別れたのか未だに思い出せないのですが…。
0 件のコメント:
コメントを投稿