病院の当直の時にも良く使っていたし、何か必要なちょっとした物を手に入れたい時にも当然の様に使っていました。その対象物とはセブン・イレブン。病院から50メートルも離れていない所に存在したコンビニで、患者さん達もタバコやお菓子、雑誌なども含めていろいろなものを買い込んでいた店でした。(隠れてアル中の人間が酒を買っていたのは公然秘密でした。)
そのセブン・イレブンがまさに何の前触れもなく、水曜日に煙のように店を畳んでしまいました。
朝、仕事を始めようとした瞬間にある看護師さんが「先生知ってます?あそこのセブン急に店が閉まっちゃったんですよ!」と話しかけてきたのでした。私は最初、どこのセブンの話?という感じで聞いていたのですが、再度確認をしてみるとどうやらまさに病院の多くの人にとっての生命線と思っていたセブンの事でした。
なんでも、一日経たずに店の中の全ての商品は勿論、看板類も含めて全てが外され白いビニールカバーで全体が駐車場とともに封鎖されたのだそうです。
恐らく日本全体で、こんな事は始終行われていて、セブンの本部にとっては日常のワンシーンなんでしょうが、自分の真横で起きると「うーん」という感じですねえ。経済原則なんでしょうが、儲からない店は潰れるという事しか延命の論理に助けられなのでしょうね。
実は、店はお昼時には良く繁盛していたけれども、夜はそれほど入らなくてダメだったという話がありましたが、私の勤める病院の精神科の患者達が万引きをして、その所為で…等という根拠不明の噂も…。
閉店の真実を知るのは店長と数人の関係者のみでしょう。嗚呼。
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