59年ぶりの関西対決と38年ぶりの日本一。
岡田監督が27歳の時(私自身は二十歳!の時)に選手として優勝を経験していましたが、監督としても65歳で優勝達成。夢を叶えるために実質的に「阪神」に一生を賭けた男の中の男となりました。
勝負の流れを大きく変えたのはシーズン中は選球眼の無さで問題児と言われていたノイジー。4回に5番打者の彼がスタンドにドでかいHRを叩き込んでWBCの優勝の立役者の一人である宮城を粉砕、その次の比嘉もその次の大山も火のついた阪神打線にボッコボコに打ち込まれ、5回までにほぼ勝負の趨勢は見えてしました。いわゆる勢いの差という奴ですね。
大阪のパブリック・ビューイング会場となった阪神甲子園球場も大盛り上がりでしたが、当然でしょう。正直なところ甲子園球場のほうが盛り上がった感がありましたがそれも宜なるかな。基本、阪神応援団のみで構成された場所ですから一体感は桁外れでしょう。
監督の勝利者インタビューで監督がオリックス・バファローズに対するリスペクトを強く表現していたのも深く印象に残りました。これぞ人生の重みが為せる成熟した指導者の心の発露ですよね。
バファローズはそもそも近鉄の名称。阪急ブレーブス>オリックス・ブレーブス>オリックス・ブルーウェーブ>オリックス・バファローズとなりましたが、私にとっては日本における野球というスポーツの存在は近鉄の消滅とともに無くなったのですが、こういう形で何度も日本シリーズに出てくるのは近鉄のおかげだと「私は」勝手に思っております。w
それにしても、印象深かったのは今年の7月に亡くなられた横田選手のユニホームを掲げて監督の次に胴上げされた岩崎でした。私には亡くなった横田選手も一緒に胴上げされているのが見えました。御家族もファンと一緒にきっと心から喜ばれたことと思いました。
何はともあれ西日本の軍団が勝って良かったです!
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