アメリカから一時帰国している長女も家で何だかよくわからないアート作品を毎日作っています。
仕事をしながら、遊びながら、旅行をしながら、アート作品を作りながらの日々を過ごしているのですから私のような昭和の職業倫理感を持っている人間からしたら「謎」の人生です。基本的にリモートワークの登場というものがもたらした新しい世界に住んでいる世代の仕事に対する感覚は私にはもうトンと理解できません。
さて、家にはアートを作成し続けるもう一人の人間として次女も居ります。その次女が最近私に対してある資金援助をリクエストしてきました。
それは能面製作を行う教室に通いたいというものでした。最初は?と言う感じでしたが、この前から能楽を観に行ったりしてそれなりに何らかの知識を日本の能から吸収しようとしている感じはあったのですが、最終的に能面製作も行いたいと何処かからかそういう教室があることを見つけ出してきたみたいです。
NHKカルチャーに「能面教室」というのがちゃんとありまして、日本能面工芸会主催の展示会に向けて制作していくようで、教室自体はトータルで10回ほど催されるようで、それに参加するために道具や材料・受講料が必要で、初回はやはり諸々込みで8万ちょっとかかるようです…。
今回のリクエストはその支援という事なのですが、種々の画材といいこういったょうコク関連お道具、材料といい「やすいもの」は本当にない感じですね。音楽関連の習い事にかかるレッスン料などに比べればどうなんだろうというところなんですが、アートは金が動く世界なんですかね。しりませんが。
娘のような初心者は先ず翁を作っていくみたいです。
まあ、翁の能面は女面のように怖さ、不気味さが大きくありませんのでとっつきやすいのかもしれません。女面は何だか家に飾ったら魂が籠もりそうでちょっと怖いですしね。w
次女が今回の経験を何らかの形で自分のアート・ワークに活かして欲しいものです。
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