実は院内で医師の働き方改革の最終期限が来年春に迫る事を契機として契約書の更新が次々と進んでいます。
各医師に其々の年俸や勤務条件等を全部問うて、それに対して納得頂けるか否かを一々サインをして貰って雇用契約を見直すというものです。我々医師が普通に働いている限りは昨年までと変わらぬ条件で年俸の昇給込みできちんと更改されていきます。
ところが、高齢の先生や働きのパフォーマンスが悪い先生など、今までは「ぬるい条件」で働くことが暗黙のうちに許可されていた先生方にとっては今回の後悔はヤバいものらしいのです。それは月一回の当直が先ずその中に入っていること。そして研究日というような医師に特有の週の中で一回だけ公休が取れる日があって、その日を使って外の病院に働きに行ったりする日などがあるのですが、それ以外の休みの日を取ることが出来ないことなどは当然の事となってきました。
というのも、中にはトンデモナイ医者がおりまして、可能な限り仕事をせずにバイトに来た若い後輩医師を自分の手足のように使って己は仕事をせずに外に遊びに出たりする輩が居るのです。実は今回の契約更改はその医師に(^_^)/~をする為の大きな一手なのです。
そして次の一手としては「御高齢の全く業務について行けない先生方への引導渡し」の作戦。以前もここで書いていますけど、80代半ばを過ぎてまだ外来と病棟で仕事をしている先生がいるのですが、申し訳ないのですが「酷いレベルの診療内容」をそのどちらでも示して居られます。
外来ではキーボードを使ってカルテを入力することが出来ず、看護師さんやヘルパーに任せる始末。要するに余計に人間を使わないと最低限の仕事をする事が出来ないのです。そして患者さんと上手く話をする能力が既に消失しております。同じ内容の話を繰り返し、お昼休みにはもう一人のダメ医師と将棋をすることだけが愉しみのお方。これで自分が仕事をできると考えているのならばそれはもう自己認識が歪んでいるか認知機能に問題があるかのどちらかでしょう。解雇に持っていかない経営者側も経営者側だったと思うのですがついに今回動き始めました。
そしてもう一人は完全に脳味噌が逝っている精神科の医師。診断もできないので新患が来ると「どうしよう。何の薬が良いかな~。」等と呟いて看護師に助けを求める始末。本当に寒い実力で、お金をかけてある私立大学を出られた方なんですが、金の持つ力でバカ息子を医師にした親は恐らくこれほど周囲の人間に影で蔑まれている息子の「今の姿」を想像する能力が欠けていたのでしょうか。
私は既に聞き知っているのですが、この医師もリストラ候補の筆頭に上げられていて、作戦としては他の大学からまともな医師を連れてきて「良貨が悪貨を駆逐」という通常の格言とは逆の方法を使って追放しようとしています。知らぬが仏とは言いますが…何だか可哀想かと思われがちですが、患者さんの立場に立って物事を眺めてみればそんな医師の存在はトンデモナイ訳で、存在してはならないわけです。そしてそんな医師の存在は当院にバイトに来る他の大学の医師達から漏れ伝わるのですから、まともにリスクを察知する医師は当院を避ける訳です。私でもそうします。w
来年の4月以降、大幅に病院は良くなりそうです。まあ、私自身が馘首されればそれまでですが!その時はハイ左様ならですね。笑
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