本当にいろいろな映画を観る機会が増えた21世紀。
映画館に行くという行為に時間がなかなか取れない、というか取らない人間であっても映画自体は好きなのでアメリカに居た頃からめちゃくちゃ安い映画やビデオのメディアを買っては続けざまに鑑賞していたのですが、それがネットに置き換わっただけですね。
ただ、Walmartとかに言ってその棚を覗いていたのが今ではsuggest systemによって、いかにも私が観そうなものを次々提案してくることでエグい程の数の映画を強引に観ることになります。無論、観始めても「コレはないな」とか言って30分もせずに観なくなるのもあれば、最初の数分で終わりというものも沢山。
しかし、今回突然登場した「サンクチュアリ」(聖域)というNetflix Japan発の連続ドラマには久しぶりにグイグイと引き込まれてしまいました。
結局、一日で第1シーズンの全8話を全て見てしまいました。話の粗筋は例によって私自身がここで話すことはありませんが、基本的に角界でいろいろな経験を積んでいく中でまさに伸し上がっていく様を描いたドラマです。北九州の田舎から出てきたどうしようもない母と、人生失敗した父親を持つ極々強烈な不良少年。何を言っても世の中を舐め腐った態度で反抗。取り敢えず最初のうちはその恵まれたガタイで勝ちはするのですが、有る大きな壁が彼の眼の前に登場して…。
ここから先はもう書きません。しかし、これは実際にも或る力士を彷彿とさせる話ですし、いろいろな角界の似たような話を混ぜに混ぜて全ての具材を煮詰めて仕上がった作品だと思います。この作品もしかしなくとも、日本に興味ある外国人には日本を知るための物凄い教材になるような気がします。
内容は少々エグいのですが、これは本当に良い作品です。シーズン2以降がどうなるかというのは大きな問題でしょうが、きっと監督は良いものを出してくれることでしょう。
久々に期待大です!
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