息子の胃腸風邪の症状は少なくとも表面上は落ち着いてきましたね、表面上は。
先ず嘔吐感が減少したようで、オエ~ッという様子は朝まででほぼ無くなりました。また、体内の脱水の具合を最も正直に現す舌の乾燥具合も全く問題なくなりました。残るは下痢。プピプピと肛門に言わせながらシャーシャーとシャワーから出てくる噴水のように出ていた水様下痢も取り敢えず「回数は」減ってきました。
何よりも良かったのはそういった出来事は「症状」として残りつつも、いわゆる一般状態としての「元気良さ」が活気という形で戻ってきたことでしょうか。朝から少しずつ粥食やゼリーを食べるようになった後は、睡眠とYouTube視聴という形でのリラックス・タイムを間に挟みながらお菓子を食べたりする気力も戻ってきたようです。
これ自体はめでたしめでたし。
しかし、未だ盛大に空屁(からへ)と言う名の大量のガスだけのオナラをしています。しかし、これが曲者。通常はもう下痢として出すべき中身も腸管の内腔に残っていない状況の「筈」なのですが、その中身の管腔内の位置等というものは放屁を繰り返す息子自身が知る由も無し。従って、大腸内を巡り巡って直腸から肛門に近づいてくると何時、突然にオムツへ出てくるかが判らない所。
しかも、このプピプピ下痢が二度ほど「波」として肛門から出てくるとオムツがその容量を捌ききれずに中身が漏れ出してくるリスクがいつもあるのです。息子が外出時に時々使っている成人用の「薄型」オムツ・パンツはそれほど大量の水分を吸収するような感じのものではありませんので、あくまでプロテクタという感じで使っています。
というわけで、時々プロテクタが限界を迎えるのです。その時が我々プロの登場場面です。次女は自分の兄貴である長男が便を漏らした時には自分の部屋へピューッと逃亡しますので、父母である我々がササッと片付けてしまうのですが、我々二人が揃っている時は自分で言うのもナンですが、まさに電光石火の如き仕事ぶり。娘が外出していてそもそも居ない時などは彼女が帰宅してきても何事も無かった状態として家を保っています。^^
手順は以下のごとし。
息子をその場に立たせてSTAYさせる。先ず換気扇を最大限にぶん回します。次にブルーシートをササッと広げて道を作り風呂場まで順繰り移動。ここで私が裸になって息子の尻洗いと体洗い。全てがきれいになったら息子の体を拭き取ってオムツをあてて服を着せる。その間に嫁さんは小部屋の証拠隠滅。次に私が嫁さんから受け取った息子の汚れた下のパンツ等をジャブジャブ洗ってきれいになった所で洗濯開始。ここまで来たら今度はウンチがちょこっと着いてしまった息子の木製椅子を風呂場できれいに洗って拭き上げます。
コレで完全犯罪の成立です。汚れたシートやオムツは既にこの時点でゴミ箱の可燃物の中。何度も実物で実「戦」ドリルを繰り返す我々の前に息子のウンコなど敵ではありません。戦争で勝利する要諦は如何に現場を知ってシュミレーションを繰り返したか?によるものだと良く自分達でも理解しています。ロシア軍にはコレが足りないのでしょう。w
日常での診療行為も然り。数と経験の力はまさに実力の柱そのものなのでした!等と息子のウンコ処理から教訓を垂れるオッサンでした。
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