今朝は本当にPTSDになりそうな場面に遭遇しました。
朝の通勤時間帯にいつも通る道を通っていた時に、公園を抜けて右折する道があるのですが、そこを抜けるとメインロードに出ます。以前から、この道は自転車も歩道を突っ込んでくるし、そもそもメインロードに出る時に右左折することは「可能」なのですが、実態としては右から左に、そしてその対向車線側も左から右に走り込んでくる車が多すぎて、右折するのが大変危険な道だと感じていました。
しかも、この出口は右折する車の直ぐのところに横断歩道があって、このメインロードを横切ろうとする老人、自転車、そして保育園のバスに移動しようとする人が朝な夕なに道を渡るのです。
何時も気になって走行しながら観察しているのですが、歩行者が横断道路の脇に立っている時の停止が本当に出来ていない。まさに「お前ら全員逮捕されろ」と言うレベル。一番驚くのはこちらが停止して人を渡そうとしている時の対向車線の運転手のなかに往々にして停まらないバカがいること。ずっと前を見てそのまま全速で突っ込んでくるオッサンやオバハン、一旦停まりかけて停まりきれずにそのまま走り去っていくバカなど、停まらない連中は基本的に目は開けているけどモノは見えていないんです。
そして今日、この右折するオッサンがやらかしました。横断歩道を渡ろうとしていた2歳位の女の子の手を引いたお母さんを見た保育園のバスが手前の車線で停まりました。そして、それを見た向かい側の車線を走ってきた軽自動車も左から来て停まりました。勿論、お母さんは子供さんの手を引いて会釈しながらニコニコとわたり始めたその時でした。私の目の前で右折を待っていたオッサンが猛然と右折しようとしているのでした。
その先には親子2人!オジサンがその2人を見ている気配はありません。思わず車内で「危ない!」と大声を出してしまいましたが、お母さんの右肩スレスレのところをミラーが摺るような形でそのミニバンは走り去っていったのです。
お母さんはキャーと言いながらジャンプする感じで身を捩ってギリギリで避けましたが、「もし」女の子がお母さんの右手側で手を繋いで歩いていたらと思うと…。
お母さんは呆然として走り去ったミニバンを見つめていました。思わず窓を開けて「お母さん大丈夫でしたか!」と大声で聞いたところ「大丈夫じゃないです!」と引きつった顔をしていました。当然です。私はドラレコの赤いボタンを押して前後の一定時間の画面を保存しました。周りの車も全てが暫く動かずに恐怖の瞬間に凍ったようになっていました。
警察に画像持っていって「この道は右折禁止にした方がいい」と言おうと思っています。若い人達2人の命が消えるかもしれなかったとんでもない場面に居合わせてしまってその日の午前中はそのシーンが頭から離れませんでした。
左右確認。前後確認。横断歩道こそは安心して渡ろうとするからこその「極めて危険な場所」だと改めて感じた次第でした。
皆さん、お互いに気をつけましょう。
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