以前ある本を買っていました。
それは「名古屋の酒場」という大竹敏之さんという方が2019年末に書かれた本です。更に遡ること2010年の本に名古屋の居酒屋という本もあるようなのですが、そちらの本は未だ私が日本に帰国する遥か前の古い本なので実際のところは見たこともありません。
さて、この本を買ったそもそもの目的はその名の通り名古屋の素敵な酒場を飲み歩く為の参考書としようとしたのですが、近場でばかり呑んでいた為、正直なところあまり「参考文献」としては使っていませんでした。
この本が出版された直後から新型コロナという凶悪な流行り病が日本で初報道されたのですから(この本の初版は11/27日。コロナの日本でのテレビ初報道は12/31日!)本当に大竹さんにとっては最悪のタイミングだったのではないかと思うのですが、今でも街の本屋ではこの本が時々平積みされていますので、コンスタントに名古屋の中で売れているのだと想像します。
さて、通常であればこの本に出てくるような是非行きたような酒場というのは滅多なことでは潰れる訳もない老舗や人気店ばかり。一見汚く見えるような店でさえなかなか入れないような人気を誇るような店だったりした筈のなのですが。実際にこの週末に店の存在を調べてみたところ、少なくとも幾つかのお店は現時点では消えている事が確認できました。
実際に連絡先として消えていたり、Googleストリートviewで確認を入れてみたりすると、店が消えていたり、拡大した画像に出てくる軒先のガラスの上に「休業」の文字が貼り付けられたりしていました。実際にその店の前も通過してみたのですが、何というか…street viewの写真は残念ながら事実でした。
新型コロナの影響で壊滅的な影響を受けた夜の飲食業界。そろそろ「素晴らしい味」を提供する飲み屋が戻ってきてくれた事を確認するため、今まで行っていないエリアを含めて彷徨ってみたいものです。近所と家飲みばかりでは何だか足が細りそうです。w
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