新人職員の皆さんの入職時オリエンテーションも無事に終了しました。
その中でも国家試験をパスして正看護師、いわゆる「正看さん」と呼ばれる人達と看護学校を卒業したばかりで先ずは地方自治体の看護師として登録された准看護師と呼ばれる「准看さん」達が各病棟に入ってきました。
看護学校でじっくり勉強してスッと正看さんになった人達も、准看護師から勉強を重ねてやはり正看になった人達も見かけは変わりませんがポジションと給料、そして最終的に将来の退職金が大きく変わります。
准看さん達も去年まではヘルパーさんだった人達が看護師の制服を着て、照れ臭そうに私に改めて挨拶に来てくれたりするのを見ると、思わず手を握りしめて熱い握手をしてしまいました。アメリカに居た頃なら熱い抱擁とキスなんでしょうが日本でそれやったら変なオヤジと言われるか、下手すりゃセクハラですからそれは禁止。^^
基本的に最初のうちはこういった新入看護師さん達は例え他院ではベテランさんでも、システムが変わったりモノの置き場所などが変わったりする為に一ヶ月位は他の当院の看護師さん達と一緒に仕事をすることになるわけです。それもなれてくると今度は夜勤に入ってくることになってくる訳ですが、ここでやはり仕事の「出来る・出来ない」「要領の良い・悪い」と言うところでの差が出てくるんですが、まあここは今日は敢えて言及しないということで!
年齢層も殆どは20代前半の女性が多いのですが、勿論男性もおりますし、子育て一段落のお母さん看護師さんも居るわけです。最近、入職してくる皆さんの平均年齢がどんどん若くなっているのは当院にとっては新現象。逆に昔から居たベテランさん看護師さん達は私が病院に来た頃に比べると退職が早くなってきている気がします。いわゆる新陳代謝の加速というやつでしょうか。
やはり、新しい技術や方法論についてくる気力が無くなってきた人から辞めていくんでしょうかね…。
何はともあれ、新人さん達が少しでも長く続けてくれて、少しでも早く慣れてくれて、少しでも多くの経験を積んで成長してくれることを祈る春の始まりです。
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