国連が中国の横繋がり機関に成り下がっているのはつとに有名な話です。
結局、常任理事国というフランケンシュタイン並の、ツギハギだらけの「異なった主義と体制の寄せ集め」が毎度毎度機能しない国連を見せてくれますが、中国とロシアvsアメリカとイギリスとフランスと言う構図は毎度何の結論も産み出しません。そえはそれは見事なほど。
そもそも、あんな国々が第二次世界大戦で勝ったからと言って(中国はそもそも勝ってもいませんが!)己を世界の主の5大国に選んで世界に指示を出そうとかいうスタート地点からして明確に間違いですが。w
全体主義国家が2/5を占める議決機関とか、どう転ぼうとその結論の妥当性からしてチャンチャラです。それにアノ我儘一杯の鼻持ちならないフランスが5大国とか、もうね何をか言わんや。
今回も15カ国の持ち回りになっている国連安保理事国に4月担当としてロシアが議長として運営を行う事にウクライナ外相が「エイプリルフール史上最悪のジョーク」とコメントしていることに「そりゃそうだ!」と言ってしまいますわな。
その定義を見てみると世界の平和と安全の維持に主要な責任を負っており、国際連合の6つの主要機関の中で最も大きな権限を持ち、法的に国連加盟国に拘束力を持つ決議を行うことができる、事実上の最高意思決定機関であるとの記述があります。が、、、その中に侵略戦争の当事者が居て、その当事者がその平和維持の為の機関のトップとかね。確かに最悪のジョークです。
しかも、ロシアときたら侵略を始めた昨年の二月にも議長国だったというのですから何をか言わんやという話。そのトップには今の時点で国際刑事裁判所から逮捕状が出ていますけどね。
常任理事国を除名する規定のない国連憲章システムなんてそもそも存在意義はありません。小中学生の副読本にはおそらく今でも国連の国際社会に果たす意義の云々等という記述があるのでしょうが、そんなものを教えること自体が誤謬であるということを我々大人くらいは認識しておく必要があるということです。
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