2022年11月20日日曜日

依願退職で済む問題ではない

心の底からアホな輩というのはどの世界にもいるようです。

教員免許を持っている人間の中にも、医師免許を持っている人間の中にも、痴漢や猥褻ビデオの撮影、児童買春をする連中がいます。こういうのは恐らくこれからも人間に性欲がある限り、その抑えが効かない人間がいる限り「未来永劫」消えないでしょう。

そういう系統の犯罪を犯す比較的変質者系統の判り易い人間とは別に昨日報じられたような、人間としての根源的な何かが欠落している系統の犯罪を犯す人間がいます。

今回報じられたのは大阪府の支援学校の女性教諭の話。2020年10月、自分の給食を勝手に食べた児童の背中に反省文を張って約20分ほど校内を練り歩いたという信じられないような案件。内容は「ぼくは先生の給食を勝手に取って食べました。反省しています。」というものだごいうのですが、訓戒処分を受けたのが今年の9月という信じられない時間をかけて処分が下っています。現時点で既に教諭は依願退職しているとのことですが、これって退職したのなら退職金も出ていますよね?

そもそも処分決定までが異様に遅いところは(これはこれで別のツッコミどころなんですが)教育委員会らしい無能さの顕れの1つでしょう。それにしても、その決定が出た後に初めて退職とか、自分にこの仕事に対する職業適性が皆無であることに気付かないところがこれまたアホさマックスですね。

そもそも支援学級で働くような教諭がこんな事をするということ自体が信じられないのですが、こういった仕事に対する教育委員会のセレクションの過程というのは一体どういう具合になっとるんでしょうかね?大阪で言うところのケッタイそのものにしか思えませんが。

教師というのは親子共々教師というのが多くて(医者も代々などという変な家系もありますが)親族の多くが教師というのも全く普通。教育委員会の中でも「あの人の息子」「あの先生の娘さん」とか言うことで忖度が働くのは派遣する学校のセレクションや採用においては極普通だと、ある先生から聞いた事があります。

それが本当のことか否かは全くわかりません。しかし、これだけ次から次へと碌でも無い教師が量産されているところを見ると、そんなシステムが存在している可能性というのを思わず疑ってみたくもなろうというものです…。

この案件、本来は依願退職なんて言うものではなくて懲戒解雇のうえ御両親による民事裁判も有り得た案件だと考えます。幸いこの教師に謝罪された御両親は何も起こしていないようですが?

こんな問題を起こした教師でも、アッという間に他の学区でまた教師になるのがこの教示システムの恐ろしい抜け穴。熱りの冷めた時にまたノコノコと土の中から出てくるのかもしれません。それとも、もう?

私はこの教師、Tシャツの背中に「私は支援学級の生徒の背中にあり得ない愚かな落書きをして校内行脚をして教師を馘首になりました。反省しています。」とプリントされたものを着て通天閣の下で丸一日立っていて欲しいものだと思うのです。


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