皆既月食中に惑星食が同時に起こるのはなんと442年ぶりとのこと。
宇宙の時間の流れからすれば442年なんてまばたきをする間のような時間ですが、Youtube Liveのチャット中にその当時何が世界や日本で起きていたのかを書き込む人が居りました。それによると「本能寺の変の(2年)前・スペインがポルトガルを併合・スペインがオランダから独立とかイギリスがインドに進出」等、大航海時代の真っ只中の頃で、ソオ時の同時食は1580年の(新暦)7/26に土星食とともに起きたようです。
嫁さんのコンサート用の「しょぼい双眼鏡」でも食の様子や月の表面は本当に綺麗に東側に見えました。肉眼では6時ちょっとから左下から隠れ始め、その間は薄紅い月でしたが、暫くして皆既月食が終わると左側から再び明るくなってきました。天王星食は明るすぎる名古屋で、しかも私の老眼近眼では見えるはずもなくネットの日テレの中継で観ていました。8:40頃には消えて、9:20頃には再び見えました。前回の皆既月食は昨年の5月。次回は2025年の9/8だそうです。ナント!少なくとも過去5000年間にわたって日本では一度もこの同時「天王星食」は見られていなかったとのこと…。
iPhone8で撮った欠け始めの月。ショボいorz |
それにしても、天体ショーそれ自体も非常に素晴らしかったのですが、何と言っても面白かったのはネット上のコメント。
特に天王星食が始まる直前にはいつものワ~、ギャ~系のわめき声を中心とした書き込みの他に、お決まりのコメントとして「お金が貯まりますように」とか「今度の宝くじが当たりますように」とか言う経済系のものも多かった印象です。
これをジッと見つめていて感じたのは、天体ショーと言うのは人類にとってやはり何時までもどこの国でもコントロールの出来ない自然の神秘であって、ほとんど神社のお参り気分なんだなという事でした。
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