犬のケアで家を出られない女性陣に代わって私が終末の息子の散歩役を買って出ています。
まあ、簡単に言えばどこかに行かないことで溜まる自閉症の息子のストレスを散歩、外出で発散させるものです。歩いたり移動したりする限りは常にハッピーな息子ですから、私は今日の息子との外出先にお祭り開催中の覚王山を選びました。
今回の覚王山秋祭りは夏祭りに引き続いて開催されました。コロナ禍の中で世界中の、そして日本中でありとあらゆる行事が消されていきました。コンサート、ミーティング、お祭りと形態は異なっても人が集まる種々の出来事は尽く消え続けていたこの3年弱。
我々も次第にwith CORONAの状況に順応し、人間らしい生活を送れるようになってきました。その中でこうやって開かれる近所のお祭りに息子とともに一口乗らない手はありません!息子と一緒に祭りの中に入って一緒に楽しむのは私なりの対コロナ対策でもあるのでした。w
さて、以前も行ったことの有る今回の秋祭りでは恒例の版画カレンダーも手に入れようと思ってやってまいりました。
以前に比べて、何となく人手自体は少なく、出店の数や種類も下手をすると7掛け?程度の感覚でしたが、実際はどうだったんでしょうか。いや、確かに少し少なかったと思います。それでも、お祭りに到着した息子は終始ニコニコ。二人で何を食べるのか迷ったのですが、なるべく並ばないで済むように直ぐ食べられるところを選んでお店に入りました。最初は焼きそばだったのですが、既にこの忙しさを見越してかお店側が出してきたのは出来合いのパッケージ焼きそば、しかし息子は幸せそう。ニコニコ笑いながらゆっくりと焼きそばを口に運んでいました。
ここを出た後は特に買いたいなと思うものも無くい上に、いつも版画のカレンダーを売っているお店の中に入ってみたところ「今年は作らないと思います」との残念な御言葉がお店の方から返ってきました。無念。
そこで、今年はそういう買い物はすぐに諦めて、息子のために「次の一口」を両目で丹念に探しました。するとそこで見えたのは焼きたてアップルパイ。並ばずとも直ぐに買える美味しそうなパイでしたので、躊躇なくお店の方にお金を払い息子に「はい、どうぞ!」と渡しました。
サクッと口に入れて更に幸せ感のメーターがアップした感じの息子を見るとこちらも幸せになりました。
日泰寺の門前で一枚 |
0 件のコメント:
コメントを投稿