2022年11月30日水曜日

それはちょっと・・・と娘にやんわり全否定される

時代なのでしょう。我々の頃には全く流行っていなかった古着の購入が娘達には本当に普通になっているようです。

今回の名古屋再来に際しても長女が力を入れていたのは古着のチェック。長女いわく「日本の女の子達は本当にオシャレでアメリカのダサいセンスとは全然違う!」との事。かなり断定的な口調でした。私は「スタイルの悪さをカバーする為に工夫と努力を注ぎ込むからじゃないか?」と移動中の車の車内で話をしたのですが、返事は曖昧なものでした。^^

さて、毎度のことなんですが長女も次女も買取王国や2ndSTREETに入るとAIのスキャニングマシンのようにタ~ッと隅から隅までその店の在庫をチェック。値段の妥当性やデザイン、そして物件のダメージなどをチェックしながら最終的に「コレ」というものをピックアプしては家に戻ってきます。

当然のことですが、恐らく私なら絶対に手にしないようなデザインのものも買ってきてそれを家で着ているのを見ていることがあるのですが、結構ビシッと似合っていて「やっぱり自分のことわかってるんだな」って思います。まあ、そもそもオッサンのセンスが20代の娘達のセンスに関して云々すること自体が根本的な間違いなんですけどね。w

この前も一緒に行った店でドイツ製の軍用ジャケットを私が手にとって「コレどう思う?」と聞いてみたところ、即座に「その手の服は止めようよ!」とドイツの国旗が左腕に付いた軍服に対して否定的発言。いわゆる「あの時代」の「あの政権」を間接的にであっても想起させるものは拒否というわけです。

どっちにしても、これほど古着がリサイクルされて普通に流通し、若い人たちを中心にかっこいいと言う感じで日常で普通に使われる時代というのは逆に健康だなって思います。ファッション・アパレル業界の製品循環はいろいろな物流業界の中でもエコとは対局にある最悪の浪費型業界といわれています。

そんな中でのこういう潮流。オジサンも循環型社会の歯車の一つになろうと努力する次第です。


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