2022年7月6日水曜日

ニャンコの糖尿病治療(その後)


それからほぼ一年。頻尿、多尿で田舎の親父に異常を検知され、今現在の体重5.7キロから2.5キロ以上重い8キロ台の体重で田舎から送られてきた訳で、現在の体重の1.5倍なのですからそれはやはり異常なわけです。人間の私からすれば今の私の体重が100キロを超えているようなもので、そりゃ~糖尿にもなるわな!という状況でだったことになります。

さて、一旦始めた血糖の測定とインシュリンによるコントロールは現在物凄く安定的な状況になっており、何時病院で測っても最近はグルコースの値は90mg/dLとほぼ一定しています。現時点では嫁さんの手によって朝昼晩の餌の摂取量はグラム単位で厳密に定められており、頻尿も解消、体重も安定的、インシュリンの投与量も0.5Uを朝晩にそれぞれ打つだけです。

このインシュリンの量は人の体重に換算すればおおよそ5単位程度だろうと推測できるのですが、この0.5Uと言う量を一旦ゼロにするチャレンジをするか否かで悩むところです。獣医の先生によると、このわずかに思えるインシュリンの継続投与が結構猫のDMの数値安定化に寄与している事が多いとのことで、全く外してしまうともう一度数値が悪化する事が「多い」ということで、今のところは外していないんですが、今度獣医さんに話をして一回だけチャレンジしてみない?と嫁さんと話しています。

餌を変え、餌の量を変え、インシュリンを投与し、厳密に体重を管理して一年。本当に安定した状態になりました。なんにも考えずに餌をやっていたと思われる実家の両親の「過剰な愛情」が恐らくこの糖尿を産んでしまったのですが、人間様の方もそういう流れにならないように気をつけていきたいと思っています。

果たして先生に対するこのoffer、一体どういうふうに受け取られますか…。もしやる事になったとしても自己責任になるので、結局は安定を望むのであれば冒険などせずにこのままランタス(インスリン・グラルギン)を少量ずつ打ち続けるのが正解なのでしょうが。


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