ついにと言うかやっと英国の保守党党首のボリス・ジョンソンが辞任しました。
私自身の見方としては、もともとブレグジットで「イギリスをどん底に突き落とした男」という認識です。当時ブレグジットが決まったときに、親友のスコットランド人の大学のメンバーが、クソ野郎と言って首を振っていたのを鮮明に覚えています。
もともとこのおっちゃんはジャーナリストですが、虚偽の記事を書いたことでTimesを馘首になったりしていますし、人種差別や性差別で名を馳せている出版社の文屋をしていたこともある男ですから、GBの首相をしているとは言え、どんな言辞を弄してでも(それが本当であるかなど関係なく)相手を貶めることに長けていたわけです。
結局のところ、己は国民に自宅待機などを求めていたにも関わらず、自分の誕生日その他では大勢で集まってお祭り騒ぎをしていたという「パーティ・ゲート」事件や、痴漢行為をしていた議員を嘘で護るという「やらかし」をしてしまっていた事などを通じて国民の不信と不満は最大化。
議員・閣僚の連続辞任が30人、40人、50人となるに及んで遂に白旗を揚げる事となりました。こういうのを見ていると、今のように写真や動画や音声で情報が溢れかえる時代は「うそ」をつくことの代償というのは当人が思っている以上に御本尊に大打撃を与えるようなことが多くなっていると感じます。
今回の場合はウクライナ支援の中枢に居(要)るはずの人物が辞任。今後の支援も含めて、一体今後の世界がどうなっていくかと言うことにまで影響を与えそうです。そういう意味ではトランプのような糞がまた舞い戻って来るようなことがあったらウクライナ支援も怪しいものとなってしまうんですが…。個人の嘘が世界を変えてしまう事になるレベルの人物はもう少しその影響力の大きさを考えてほしいものです。
ところで次は誰が首相になるんでしょうか?
とは言え、国のトップも悪いとなればボッコボコに言論で攻め落として辞任に追い込める国というのはは民主主義国家ならではの素晴らしい点です!どこかの赤い専制君主様国家とは大違いです。
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