2022年7月27日水曜日

特に加齢自体は嬉しくない誕生日

本日はオノレの誕生日でした。

正直こんな歳になってくると誕生日というのは「加齢確認日」というか「年齢加算日」です。小学校低学年の頃には「早く10歳になりたいな~」と心の底から願っていたものですが、今は真逆で「57歳になりたくないな~」と言うところです。w

日々宇宙の塵に戻る日々が近づいているわけですが、アメリカに行く前に60歳を迎えた両親を飛騨高山に招待し、還暦を祝ってあげたことが昨日のように思い出されますが、恐ろしいことにそのお祝いをした側であった私がお祝いをされた側の歳に限りなく近づいている訳で、人生の短さ、今生における時間経過の速さにただ驚くばかりです。

今日は嫁さんが買ってきてくれた上品なニシオのホール・ケーキとネックにかけるタイプの扇風機、そして次女からはビールのお供になる枝豆の栽培セットを頂きました。これは育てるしかありません。^^

50歳になる直前にアメリカから帰国してもう7年も経った訳ですが、本当に色々な事、多くの人の人生が目の前を通り過ぎていきましたし、実験科学・医学生物学の世界に長く生きていた頃とはまた違うベクトルの「忙しさ」の中で忙殺される日々でしたが、充実感も大変高いものであったことは幸いでした。

何というか、この歳くらいになると世間ではそろそろ退職云々と言う感じの話が出てきます。かつては55歳が平均的退職年齢。しかし今は多くが60歳、そして今65歳に向けて日本全体が動いています。平均退職年齢が次第に上がってくるのも、平均寿命が伸びてしまっているので仕方がありませんよね。ただ、60前後になってくると生物学的な差がかなりついてきていて、本当に爺さん爺さんした人間から40代前半みたいに見える人間まで。とは言えまだまだ日々人のために働き続けるのはこの職業を選んだ人間の運命かと思っております。

まあ、これからも色々とあることでしょうが、取り敢えずは家族を支え続ける事ができるように体と頭を動かし続けて、明日からも頑張りたいと思うオジサンでした。


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