そういう犯罪の報道を聞く度に「あんたら外国で犯罪を起こすって目立つよ!」と思わず呟いてしまいます。何故ベトナムという特定の国籍が気になるかというと、知り合いのベトナム人男性の日本への帰化やその日本名取得においていろいろとお手伝いさせてもらった為。そして更には彼自身が私に「XXさんの名前から頂きます」と言ってきた位の関係ということで、どうしてもベトナム人コミュニティに目が行きがちという事情があるのでした。
外国である特定の外国人集団が犯罪を起こすということは一般には目立ちやすいもの。その国やエリアに住む人間の数が「コミュニティ」と言うレベルまで増加すると、どうしても目立つことになりがち。そうすると一件の犯罪が報道される度に「またか!」となる訳です。そういう意味ではアメリカに住む日本人が、犯罪を犯さない集団という意味では如何におとなしく目立たない集団かという事をアメリカに住んでいたころから私自身は思っていました。
ロシアン・マフィアやチャイニーズ・マフィアなど、映画で悪の対決役としては殆ど定番と言ってよいほどの悪名高き人間達に比べれば、日本で有名なヤクザと言う存在も日本国内における伝説の悪者と言う感じでは認識されていますけど、アメリカ国内のワルという意味では・・・ですし。やっぱり国外で蔓延(はびこ)れないのは語学力のせいですかね?w
日本でベトナム人達が犯罪を起こす事自体は許されないことなんですけど、その起こす理由がベトナムからやって来た時に多額の借金をし、それが返済出来なくなったことに起因しているのならそれは悲劇です。
そして実際に日本に来るベトナム人にとって多くの理由がシンプルにお金を作ってそれを故郷に送金したりする事によるものなのですが、その事実上の名目が「技能実習生」。実に多くの国籍の人間がこのシステムで日本における3K職場で働かされていますが、さらに悪質なのは種々の名目で彼らに渡すべき給与がピンハネされていること。ピンハネするのは送り出し国側の機関であったり、受け入れ先の仕事供給先だったり。
これらのピンハネされた給与の上に更に劇的円安が被さってくる訳ですから、日本の労働市場が彼らにとって魅力的な世界でなくなってくるのは当然でしょう。世界中から安く人手を集めてボッコボコに使いまわしておいて最後はポイと捨てる訳ですから、その悪評は世代を超えて国を超えて後々鬱積滞留していくと私はおもっているんですけどね。
ドイツのガスト・アルバイターなんかはトルコ人を安く雇っておいて3Kでこき使って、ドイツ国内で数多くの大問題を起こしてきました。同じようなことをポーランド人にもやらかしてきたわけなんですけど、結局のところそうやって差別され使い捨てられた彼らはドイツのもつ「負の側面」を大きく拡大して諸外国に知らしめる広告塔となりました。
人道的見地からも超えてはいけない一線を超えた仕打ちが、少なくとも一部の外国人による犯罪行為を惹起しているのであれば、制度としての本質的な問題を何度でも洗い直すとともに、それで不当な利益を得ている事が判明した側から高額の罰金を徴収して、日本に来る人間から金をちょろまかす(大企業も含めた)一部の糞オヤジ達をキャンと言わせるべき時期に来ていると思います。そして、更には国内の犯罪組織などと結託して最終的に罪を犯した外国人たちへの罰則もきちんと示さなければ、彼らの日本国内におけるマフィア化も防げないと考えます。最初は生き残るため、そして最後には純粋な犯罪者になることへの敷居は恐らく物凄く低いでしょう。日本は犯罪に対して厳しいことを積極的に示していくのはいろいろな意味で大変重要です。
人の血を吸ってデカくなるような連中はどんな輩であろうと生理的に嫌いです。
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