2022年1月31日月曜日

困った人に辞めて頂くことは難しい

正直、どの職場でもそこの仕事場やその仕事に「合わない」人がいると思います。

自分でやりにくさを感じている人も居るだろうし、周りにいる人がその人を困った人だと感じているような事もあると思います。例に違わず看護師さん達の仕事場にも同じ問題は実に普遍的に存在する訳で、病院で働く数百人の人の中には確実に何時まで経っても仕事を覚えられないし、何時でも患者さんと揉め事を起こしている特定の困った人が居ます。

師長は勿論、周りの看護師も看護部長も頭を抱えているのですが、御本人は意に介していないことが多いのがこれまた不思議です。というか、そういった事に気づかないからこそ平気で同じ間違いを繰り返すのだと思うのですが・・・。

前の病院を半年や一年で馘首になったり、居辛くなって辞めたり等というパターンから、師長から直接「あなたは部屋の隅に立って患者さんとはコンタクトしないで下さい。」等と言われる始末で、最後は流石に辞めてしまった等という話も。

この人達の良くある話の失敗代表例には人の「気持ちが読めない」という問題が大きく横たわっていることが多く、一般的な人と全く違う角度で患者さんと話をしたりしてしまうようです。普通は言ってはいけないようなことを平然と言ったり、逆に患者さんの話に感情の琴線を動かされるなどということは無いようで、家族も含めて怒らせてしまったりした後になって他の看護師に助けを求めて他の看護師を巻き込むというもの。大概他の看護師さん達には迷惑です。

また他の特徴は仕事が下手なことでしょうか。何時まで経っても手順を覚えられないのも大きいのですが、看護師さんの仕事の基本である血管確保などからしてまるでダメな事も印象的なくらい多いです。あの手先の不器用さはなんなんでしょうかね?

他にも、仕事の優先順位の付け方がまるでデタラメで、小さな事に気を取られたり脇からちょっとした仕事が入るともう全ての仕事が総崩れ。普通にやっても時間内に終わるはず仕事が二時間も遅れた挙げ句、引き継ぎの人が仕事をチェックしたらボロボロという状況。引き継いだ人に言わせると「なぜこんな間違いが出来るのかどう考えても解らない。」という様な話。これも謎です。

私自身も多くの看護師さん達から「先生、もういい加減にしてほしいです。あの人何とかなりませんか!」と頼み込まれるのですが、看護部長なんかにそういう話が伝わっても、今の時代「決定的で看過できないような有害なミス」でも犯さない限り辞めさせられないんだそうです。

こうやって「悪貨は良貨を駆逐する」という状態でその状況に耐えられなくなって辞めてしまう「出来る」看護師さんが居ることもまた真実。いろいろな意味で難しい話です。


2022年1月30日日曜日

茶香炉を求めて

久し振りに常滑に行きました。ほぼ7年ぶり

今回は家族を連れての小旅行。もともと以前アメリカに帰る直前に一日「故あって」常滑で一日を過ごした私ですが、食器好きの嫁さんに是非見せたい!と思うような良いコーヒーカップなんかがあってそれを見せに一緒に来たのでした。

それと最近、バイトで行っている訪問診療の或るお宅の玄関口で物凄く強いお茶の葉の匂りが強烈に拡がっている所がありまして、その体験をした時にその床においてある香炉風のものを見て「これは一体何ですか?」と伺ったところ「コレはですね、茶香炉っていうんですよ。お友達からいただいて葬式で配られた安いお茶の葉っぱを焚いて香りを楽しむんです。」とのお話でした。

そこで茶香炉って何?と調べたところリンク先に示されているが如く、実はごく最近の1997年になってアロマ・ポットをもとにinventされたもので、2001年には受賞をしたことで更に有名になった半田の地場産品なのでした。

ところが、今回家族で行って茶香炉を探してみたところ意外にも殆どの店で茶香炉は売っていないのでした。あるお店のお母さんの話によると「前はもっとたくさんあったんだけど、最近はあんまり出てこないんですよね・・・。」との事。ネット上で探せばそれなりにあるんですけどね。

とは言え、常滑のやきもの散歩道Aコースを3時間ほど時間をかけて店々に首を突っ込みながら歩くのは楽しかったです。
歩くところ全てに陶器の歴史があります。
今は使われていない窯があちこちにあり、今は実質的にオブジェになっています。
道沿いにある巨大招き猫ですね。
左手を挙げるか右手を挙げるかによって招く福が異なります。各自でお調べ下さい。w
昭和レトロのものがたくさんおいてあるお店。
Aコース上の終点近くにあるのですが、レトロ好きの嫁さんは大はしゃぎでした。
私がそれぞれ別の店で買ったコップとソーサー付きカップです。

アメリカから娘達が一時帰国してきた折には再び皆で訪れようと思いました。


2022年1月29日土曜日

オジサンの「若者」認知能力

つい最近まで小芝風花ちゃんという女優さんのことを知りませんでした。

と言うか今でもよく知りませんが。w
TVのCMを見ていた時に「お母さん、この子は綺麗な子だね~!」と言ったのが小芝風花ちゃんでした。調べてみるとちょうど長女と次女の間の年齢です。小顔で目鼻立ちの整ったスッキリした顔。私が理想とするのは実は一重で切れ長の目を持った小顔女性なのですが、風花ちゃんがそれにピッタリなのかというのは別にして、画面を見た時に思わず先の発言になったわけです。

ところがこの発言で嫁さんに笑われてしまいました。曰く「お父さん、この子の事を可愛いっていうのもう三回目よ!」と。私の中では「そうだっけ・・・」と言う感じなんですが立て続けに嫁さんがもう一言。「まさかと思って呼ばれて見てみたらやっぱり風花ちゃんって、お父さん全然若い人達の顔を覚えきらんね。w」と言い切られてしまいました。

XXX48系列の十把一絡げグループが登場し始めた頃からアイドルの顔と名前を一致させようという努力を放棄し始めた頃から若人の顔を覚えなくなってきた気がします。最初の頃は覚えなかったと思っていたのですが、そのうち覚えようとしても覚えられなくなっていることに気が付きました。名前は「聞いたことがある」という事ばかりで、実際にはそのタレントはどれでしょうと写真を見せられても名前と写真をつなげられません・・・。

ところが、同じような話をナース・ステーションでしたところ、同年代の看護師さん達から「そうよね、先生!私も若い子たちの顔が一緒に見えるのヨ~」という様な話が出てきて、周りも同年代の人達がウンウンと顔を縦に振っていました。

韓国の俳優さん達のように整形で完璧に同じ顔になってしまっている皆さん程ではないにしても、ある程度はメスが入ってるところは共通化しているんじゃないかと「強く」疑っている私です。w

まあ、芸能人問いうのは綺麗なだけでは所詮「国民的美少女」とか言うレベル止まりで、誰もが認める名優や個性派俳優とはなれませんし、特徴のある顔でなければ覚えても貰えませんので難しいところですよね。

とは言え、若い人の顔の区別ができないのはやはりオッサンです。


2022年1月28日金曜日

マザコン・クソ野郎

以前から私は周囲の人に「マザコンとロリコンは一生治らない」と断言しています。

未来にはいわゆる精神発達遅滞の問題や認知能力の改善を期待できそうな薬や治療法というのを期待できる時代の到来を夢見ることが出来る「可能性」が見えて来る時代がそこまでやって来ました。実際に実験室レベルを少しずつ超えて神経再生の世界は確実に進んできています。

しかし、マザコンとロリコンはそんな時代が来たとしても治らないビョーキと強く信じています。私的には50年を超える周りの人間観察の結果としてそういう信念を持つに至っている訳なんですが、今回またそれを補強するようなとんでもない事件が起きました。

埼玉で起きた弔問に訪れた訪問診療の医師達7人を人質にとって散弾銃で撃ち殺した66歳のクソ野郎は確実にマザコンでした。今判明している話を繋ぎ合わせて全体像を浮き上がらせてみると、92歳の母親が数日前に亡くなっているわけですが、在宅で胃瘻を使用したケアが出来ないことに強い不満を持っていたというようなことらしく、以前母親を連れていっていた病院においても、待合室に並んでいる他の患者さん達を差し置いて「俺の親を先に見ろ」というような事を平然と、しかも何時もしていたとのこと。

典型的なクレーマーですね。どこの病院にもこういった「正直なところ来て欲しくない」タイプの輩は居りまして、病院によってブラック・リストを作成してさらなる問題を万一起こせば警察に遠慮なく介入して貰うところもある位です。

私の患者さんの子供の中にも本当に「頭大丈夫?」というようなリクエストをしてくる輩がごく稀に居りますが、正直そんなのは数百人の患者さんに一人というような感じ。電話で明らかな酩酊下で大声で怒鳴ってくるのもいますが、では病院に来てくださいと言うと決して来ないようなのも居ました。大声で怒鳴ってくれば「これは脅迫ですか?」と一言言うと突然怯んで口ごもり「そんなんじゃ無い!」と言って突然電話を切る他の輩も。こちらも慣れたもんで、対応法というのは何パターンもありますからごく冷静に対応するだけなんですが、困ったちゃんは何処にでもおられるものです。

しかし、今回のように家に呼び出して散弾銃で人殺しをするような極端な人間は止めようもありません。92にもなる母親は既に人としての寿命を迎えていた筈で、その母親が亡くなった事を悲しんでだか何だか知りませんが、そこには逆に人の命に対する何の哲学もリスペクトも感じられません。年金の継続が無くなったのを怒ったのか、それともマザコンマインドがはち切れたのか。

一人の女性の穏やかな人生の終焉を導いてくださろうとしていたと思われる地域医療の要とも呼べる先生を無残に散弾銃で撃ち殺した糞クレーマーに厳しい処罰が下される事を強く望むものです。

2022年1月27日木曜日

一刀両断!w

我が家の中では長女がおしゃれ番長と呼ばれています。

我が家の中ではデザインの奇抜さとアイデアは次女が、多くの人が見て「おーっ」というものを選び出すセンスでは長女が間違いない感じで、私には長年にわたって私にとってのコーディネーター役を務めてくれた嫁さんがそのトップの座から滑り落ちたと感じています。

安いものを組み合わせてシンプルなコーディネートで仕上がりを良くする事に知恵を絞る高校時代からの努力の集大成が今の年齢になって役に立ってきている感じで、日本に帰ってきたときなどに私以外の家族が服の買い物などに行っては「ああでも無いこうでも無い」と言いながら女性陣での服選びウィンドウ・ショッピングを行っているようです。

嫁さんによると、自分が服選びをするときも当然のように娘二人にコメントを、しかも厳しいコメントでバッサリと切り捨てられることが多くて、右か左かと服を持って自分では右と思って審判を待っていると大抵の場合娘たち二人から左のほうが良い!とコメントされて気落ちすることが多いのだそうです。実は私のチョイスも娘たちのセレクションに合うことが多くて、嫁さんには「やっぱり学校での美術の成績ってそれなりに大事だな。w」等と言っていたのですが、最近は私のチョイス自体も娘達には保守的でオジサンの選択と言われて思わず「・・・あかんな。」と反省することしきりです。

今回、自分が選ぶ靴をどうするかということで、最後に絞りに絞った2足のシューズを嫁さんに見せるとこれが大議論になって自分が選びたい靴と、嫁さんが気になる靴とで正反対の結果に。そこで、長女に君ならどっち?と送ったところ即座に判定結果が送り返されてきました。

結果は嫁さんの選択に対して軍配が上がり「この色のほうがどの服にも合わせやすい。」と一刀両断され「Unless you already have white sneakers.」として私が選んだGulf stream colorのブルーベースの靴に対しては合わせる服が沢山あるなら!と言われて今回は断念。

思ってはいても表には出さないでいた心の底を見透かされたようなコメントでバッサリと「忌憚なき意見」を投げかけられて終了。嫁さんに敗北して白系統のシューズを選択することとなりました。

老いては子に従えと申しますが、ファッションに関しては歳を取れば歳を取るほどビビッドにして若かった頃にはしなかったような格好にしていこうと思っているのですが、それも「似合えばこそ」ですよね。

今後も家人達の客観的な視点を参考にさせていただきながら小綺麗なおっさんを目指そうと思います。
   

2022年1月26日水曜日

自分に打った3回目のワクチンの副反応

結局自分も3回目のショットを打ちました。

同僚の先生に打って頂いたのですが、少しピリッとしただけで特に反応はなし。もちろん私の場合はショックは無しです。^^ その直後に私自身がその先生にショット。互いになにもないことを確認してその日のワクチン・ショット終了となりました。

その後、もし来るとしたらどういう感じで副反応来るかな?と待ち構えていたのですが、私自身はアメリカから持って返ってきているextra strengthのタイレノルを4粒持ってきておりましたので、もしかしたら熱出るかも~という事で薬の能書き通りの500mgx2という1000mgのタイレノル!を比較的早めに服薬。

腕の痛みも熱も怠さもないままで夜を迎えましたが再び予防的に服薬しました。前回の二回目のショット後はショットをした夜の熱発から翌日一日中体の怠さが続く状態でしたので、今回の積極的な服薬になったわけです。結局、寝る前の服薬が効いたのか効かなかったのか、朝まで何もありませんでした。強いて言えば注射部位の弱い痛みだったでしょうか。

翌朝も一回服薬という事で前回二回目の経験をもとに服薬。夕方になってすこ~しだけ怠さが出てきたので、もう一回だけ服薬して今回のタイレノル使用終了と致しました。翌朝の痛みも怠さも熱もなく、3回目のショットは私にとってもっとも平穏なワクチンショットとなり幸せな限りです。

病院のショット済みの人々や世間の反応を見ると、まさに人それぞれですが今回はタイレノル様々ではないかと感じております。まあ、日本の標準的使用量300mgの3倍がこのextra strength。やっぱりアメリカの「標準」は一桁違います。w

まあ、何はともあれワクチン接種に関連して私には何の問題もありませんでした。

2022年1月25日火曜日

発熱外来がヤバいことに・・・

今日はバイト先で驚かされました。

病院の外には発熱外来用のパイプ椅子がたくさん置かれています。去年の末まで一ヶ月以上にわたって殆ど誰もそのパイプ椅子を使うこともなく、吹きすさぶ風の中で「極稀に」厚着をした検査予定者が一人ぽつんと座っているような状況でした。しかもその来院者の殆どは検査してもネガティブという状況。

ところがところが、この一週間の間の激変ぶりは本当に驚異的で、1月の頭から少しずつ増え始めた発熱外来の患者さん達がこの10日ほどは更に加速がついた印象。病院の外にはパイプ椅子に座りきれなかった人達が遠巻きにその待合場所を囲んでいるほどです。しかも、その人達は結構元気そうなのですが、特徴的なのは乾性咳嗽と言う感じの空咳をしている人が多いことが印象的でした。

検査技師さんが私に駆け寄ってきて「先生、ヤバいですよ~。どうなっているんでしょう、もう来る人来る人陽性で、検査した人の8割が陽性の日もありますよ・・・。」と言うではありませんか。

結局、発熱外来に来ることが多いのはワクチン接種をしていなかった若い人達とか子供の通う保育園、幼稚園、小中学校で陽性の児童と同じ教室だった子供が濃厚接触者と認定され、検査に来てみたら陽性、しかも症状のある人中心ですから、症状のない人で家で待機している同居家族の人達を「もし」調べたら?と言う話になります。

結局、検査キット自体が足りなくなり始めている上に保健所に検体を回しても検査をしてくれないというパターンがあるということで、医者が「コロナ疑い!」と言う事でもうそれがコロナに認定されそうな勢いのようです。w

沖縄の方ではピークアウトし始めたかもとの論評が出始めていますが、愛知はまだまだでしょう、というかこれからでしょうね。残念ですが。


2022年1月24日月曜日

娘がお金を返してくれるとか!?

ちょっとばかり長女に驚かされました。

私が外来診療をしていたときだったのですが、リッチモンドの長女がtelegramを使ってピコーンとテキストを送ってきました。今話せる?みたいなノリのテキストの内容だったのですが、20分待ってくれと返事して診療に区切りがついたところで音声に切り替えて話し始めると・・・。

内容はほぼ2つ。1つ目はこの前貸したばかりの2万ドル弱の大学と大学院の授業料の残りを3月から返し始めようと思う、と言う提案。正直、返して貰うことなど念頭に無かったのですが本人曰く「借りる」と最初に言ったからには借金に属するらしく「I hate owing money. lol」ということで、そのまま返済を始めるらしいです。

私が「超ゆっくりで何時でも良いし。」と言うと、「じゃあ月100ドルにしよっかな~。」等と笑って言ってきました。正直どうでもいいですが、アノ娘のことですからかなりの速度で巻いてくることが考えられます。親子ですし、授業料ですから返さんでも良いんですけど長女には長女なりの「折り目」というものがあるのでしょう。

2つ目の話は転職のことでした。暫く前から長女が「次の仕事に変わろうかな~。」等と言い初めて、上司もどんどん転職して色々とキャリアアップしていきなさい!と逆にガンガン焚き付けてくるんだそうです。しかもその上司達自身も更にキャリアアップを積んでいく途上だそうで如何にも話がアメリカ的ですよね。

長女いわく、一気に30ほどのJob applicationを出したのだそうですが、アッという間に5-6の出願先から返事が来て直ぐにインタビューして既に意中のところと話が決まりそうなんだそうです。娘の説明によると最初の頃は大学卒業とか大学院卒業とかしかレジュメに書けなくて、アピールはインタビューした時の一発勝負みたいなところが多かったらしいんですが、ここ数年のキャリアの積み重ねで経験の書き込みや賞の追加でアピールがめちゃくちゃ容易になったとのことでした。

転石苔生さず」の意味が反対になりがちな日本。上のような例はまさにアメリカ的ですよね。親の私としては、娘が健康で幸せ、更にその仕事が人の役に立つことであればそれで十分です。

新しい仕事が決まったら、またその内容を教えていただきましょうか。果たしてリモートを続けるタイプの仕事なのか、オフィスに行くタイプの仕事でまた遠くに引っ越すのか?私自身も楽しみです。


2022年1月23日日曜日

ワクチン接種3回目の反応

私は新型コロナ・ワクチンを「接種する側」の人間の代表です。

もちろん以前このブログに書いたように、私自身も既に2回の接種も終わって今度オノレに3回目を打つようにセッティングしているのですが、私自身へ打つときには必ず万一の時に備えて他のドクターが居る時にしか打てません。もちろんショック対策。

今回の3回目のショット、既に100人以上の病院職員に打ってその直後からの反応とそれ以降の数時間後と翌日の反応を多くの人から聞き取り調査のようにして行っていますが、やはり1回目、2回目のショットの後の副反応と同様に「全くランダム」で、予想が付きません。これからも毎日50-100人程度打ち続けますので更に反応の経過を客観的にお話できる日が来ると思います。

以前までのショットのように二回目のショットのほうが副反応が多め、かつ若い人達のほうがキツめという法則が今回の3回目も同じような感じなんですが、何もない人は何もないですね。ただし、「出た人」に関しては高熱が出る人が比較的多い印象もありますし、注射した側の腕の痛みが前よりも強かったという人もいました。ただし、それもごく一部の方ですが・・・。あと一人だけ、打った側のリンパ節が腫れた感じがして一日だけ余計に寝込んでしまった若い女の子がいました。

3回目のブースト接種に関しては効果が如何ほどかという事に関していろいろと議論もありますが、イスラエルに至っては既に4回目の接種をしている状況ですので、今後はどこまで行くのかに関してはまさに話の分かれるところです。

しばらく前から飲むワクチンの話もありますし、メルクやファイザー等から経口投薬可能な種々の抗ウイルス薬の国内許認可の話が出ています。間違いない道筋が見えてきている状態で、インフルエンザと同様の対応ができる時代に入れば、新型コロナウイルスも間違いなく普通の感染症対応の出来る疾患として、ここ数年のようなパニックの如き対応をしなくても良くなると思われます。ただし、抗ウイルス薬が馬鹿高い値付けをされない限りでの話ですが!!!

今の段階ではやっと新型コロナも次第にその臨床症状の軽症化への流れを見せ始めた「印象」ですので、この流れがきちんと最後の方まで行って、変異株を含めた予防のためのワクチン、感染した後は早い段階で気軽に投与できる経口投与薬の2つがセットになってマスクを外せる日が来ることを祈っています。

2022年1月22日土曜日

温暖化がもっと進んだ時に起きること

Gigazineを読んでいた時に思わず「ほ~」と思いました。

その記事は今も進んでいて、これからも進んでいくと言われる地球温暖化に伴う氷床の溶融によってどれほど海洋面の上昇が発生したら、実際にどのように各国の海岸線に変化が出現するかというのを実際に地図上で見せてくれるものです。

サイト自身はFlood Mapというもので、シミュレーションをいくらでも見せてくれます。

例えばグリーンランド氷床の完全溶融がもたらす影響は全世界の平均海面の7メートルの上昇で、その影響を実際に名古屋を中心とした東海3県で見渡してみると以下のような地図になります。
かなりドラマティックに伊勢湾が拡がって、1千年ほど前の地図よりも更に海岸線は北上してしまいます。幸いにして私の住んでいる名東区はこの程度の海岸線の変化ではびくともしません(スライダーを変えて+60mにしてもまだギリギリで生き残りました!)が、実際のところこういう海岸線の変化が起きたら名古屋の産業は勿論、三重県、岐阜県も経済的活動は圧倒的にTHE ENDです。

なによりも、東海道の動線が全て消失するという状況ですから、いろいろと終わってますよね。名古屋の中心部は全く無くなって高層建築物以外のほぼ全ての2階建て程度までの建物は水面下。関東平野もかなり悲惨で日本の経済活動どころか政治の機能もほぼ完全停止レベルの影響を受けるのは明白。千葉も推移上昇のスライダーを変えてみると、レベル次第では容易に房総「半島」が房総「島」になってしまいます。

勿論、海外に目を向けてもこういった海面上昇ではツバルなどを含む幾つかの太平洋上の諸島は消失。中国でも沿岸部にある巨大な都市が次々に広範囲で海に飲み込まれてヤバいことになっていきます。アメリカもNYでは+7mでさえブルックリンなどは完全水没。

CO2の排出規制に真面目に取り組まないと、巨大台風や竜巻その他の異様な気象変化だけではなく、海岸線の変化だけでもこれだけ壊滅的な変化が出現するという事を見せつけるわけです。

人間の世界の日常の平穏なんていうのはちょっとした自然界の変化であっと言う間にボコボコ。頭では解かっていても、視覚化されると説得力がいや増します。海岸線の内陸部への侵入は避けられないでしょうね。おそらく。


2022年1月21日金曜日

田舎で大きな地震

夜中にピーン、ピーンとどでかい音で警報音が通知されました。

寝て暫くした頃だったので、ちょうど良い感じで眠りに入ったばかりの深い眠りにつく良い感じのタイミングだったのですが、スマホに手を伸ばして画面を確認すると日向灘沖で地震発生との報告でした。

一瞬気になったのはその画面に表示された震度5強・M6.4という数値とその分布。大分と宮崎県北にその5という数字が散らばっています。これだったら、テレビが台から落ちたり自販機が倒れたりすることもあるレベルですから、もし物が落ちてきたり倒れてきたら実家にいる老親はひとたまりもありません。

実家の家具の配置状況などを頭の中で思い出しながら、恐らくは大丈夫だな・・・と頭の中で行った短時間のシミュレーションの後に再び寝入ったのでした。

心配しても、互いに遠方に住んでいると「仕方ないものは仕方ない」と割り切るしかありません。何かが起きるというのも人生の一つです。とは言え、翌日になってテキストを入れてもいつものように返事はなし。LINEで電話を入れてみましたがやはり取る気配もなし。何時もの如く嫁さんの方にもしかしたら先に連絡はいるかもなと思っていたら、案の定そっちが先。大丈夫との手短な連絡だったようで、実の息子への返事は後回しです。w

まずは取り敢えず安心。私の方にも12時間以上経ってからやっとテキストが入ってきて様子を伝えてきましたが、夜中にスマホから大きな音がしたと思ったら普段は起きてこない母ちゃんが飛び起きてきたけれど、母ちゃんの部屋の壁には何も置いていないし、ベッドよりも高いものも何処にもないので大丈夫とのこと。朝になってもやはり余震があったけれど大したことはないと書いてありました。

その後半では母親が行っているデイ・サービスに新型コロナ感染疑いの人が発生したためにサービス中断されたことと、次回3回目のワクチン接種が2月2日だよ、みたいなことが書いてありました。めでたしめでたしです。

しかし、九州で大地震が発生した時に鹿児島の川内原発には何もないことを祈りたいです。風が東向きに吹いただけで宮崎は壊滅ですから・・・。


2022年1月20日木曜日

是非観てください

数学の天才が挑む軍部の矛盾との戦いとなるような予告編をアマゾンでチラッとみて「アルキメデスの大戦」興味を持って観ました。

K-19 、Das Bootなど戦争映画の中でも戦闘員の心理描写とリアルな描写を通じて戦争の酷さを描くものや、永遠の0のようにフィクションを通じてその無益さを見せつけるものなど様々ですが、何の予備知識も持たず観はじめたアルキメデスの大戦は予想を大きく上回って良い映画でした。

もともとコミックがオリジナルだとウィキに書いてありましたが、プロットが秀逸。オリジナルのコミックとはまた違った時間軸で物語は紡がれているようですが、少なくとも映画は正座してずっと観ててもいいと思えるものでした。

横で何気なく一緒に観はじめた嫁さんも観始めると後は釘付け。菅田将暉の美男子ぶりに見惚れたのも大きいのかもしれませんが、少なくとも私はその美男子ぶりは認めつつも物語に描かれる大きな大きな海練(うねり)はその向きを二転三転させながら最後には私の脳味噌を大きな衝撃で揺すりました。

反戦というのは色々な行為の中でも「言うは易く行うは難し」であることの最たるものではないでしょうか。日頃「反戦」を党利党略の中で語るような人間を私は全く信じませんが、この映画は反戦への想いを示すもう一つの表現法だと感じました。

ネタバレになりますので、いつものように中身には触れませんが、一旦映画が終了した後にもう一度その冒頭の戦闘シーンに戻っていくと、アメリカと日本の人間に対する考え方の違い、戦闘に対する思想の違い、科学対精神論、日本はそもそも戦争に勝てる要素など当初より一つも無かったのにGDPの4割を軍備に使って大艦巨砲主義の戦争に突入し、莫大な損害と人命を失ってこてんぱんにやられた訳です。

年寄りに国を任せると多くの場合碌な事にはなりませんな。我々もそれなりの年寄りになったら、若者に助言と資金援助はしても、いつまでも俺が俺がと主役になりたがって人や組織を誤った方向に導くような老醜は晒したくないものです。


2022年1月19日水曜日

遂に院内従業者のコロナ感染確認

本日、私の勤める病院でもコロナの再発生が確認されました。

数ヶ月前に患者さんにコロナ感染が確認されて、2つの病棟が大変な目に遭った後、患者様が数名お亡くなりになりました。更にその後も数ヶ月経って職員が気づかないうちに感染した後に仕事に就いたことで予防的に病棟閉鎖と隔離措置をとることになりました。

幸いにしてこの時は病棟で患者さんや看護師に感染者は発生せず大事には至りませんで良い意味で徒労に終わりました。良くないことに備えてそれが発生しなければ素晴らしいことで、自衛隊と同じく抜かぬ刀を磨き続けると言う状況です。

しかし、今回私の行っているバイト先の病院で実は入院病棟で発生したことがその日の後半になって判明しましたし、悪いことに私の勤めている病院でもある部署の看護師ではない人物と更にその部署とも関係のない人物達の陽性が判明しました。しかし、それも子供さんの幼稚園で濃厚接触者が発生してそこに通っていた息子を調べたところ陽性であったため自分も調べたら陽性であったとか、何となくノドが痛いのが3か続いているから心配になって仕事を始める前にチェックしてみたら・・・と言うパターン。幸いにして、この方々は就業前に申告して下さったため、院内持ち込みの形にはなりませんでしたが・・・。

要するに熱発も無しではあるものの、咳を含む上気道炎様の症状や咽頭痛の存在で心配になって、調べてみたら陽性というのが増えてきているのが特徴で、アルファから始まってデルタ株までの一連の変異が大発生していた頃に見られたような激しい熱発と呼吸器症状が無い状態での検知となっているのです。

これをどうみるかですが、結局その人達は全員二回接種をしている事は私の方で確認済みで、恐らくは低下した液性免疫の力の為に感染は成立しているものの、ウイルスを叩く本丸である細胞性免疫は十分に残存している事が強く推定されました。

しばらく前から私は看護師さん達に質問される度に「おそらく今回のオミクロン株は感染力の増強があると言われている上に病原性が低下している可能性も指摘されているから、以前の変異株と違って、若い職員を中心に知らない間に院内に持ち込んで静かに浸透、患者さんで免疫力の低下している人を中心に被害が広まるというシナリオが成立する可能性は否定できないと思うよ。」というような事を話しています。

だからこそ、最大限に我々医療従事者はマスクの着用やその他の三密に繋がるような行動に気をつけて「我々は若いから万一かかっても重症化しないだろうから、それほど感染は気にしなくても良いんじゃないの。」とは考えずに、医療従事者が勤務する環境ではまさに免疫不全・compromised host等がたくさん居るからこそ、普段の生活では必要以上に気をつけるようにして欲しいものだということを改めて話した次第でした。

コロナがインフルエンザと同様の扱いになったとしても、そのインフルエンザも高齢者たちには恐ろしい殺人者である事は毎年のデータが示している通りです。


2022年1月18日火曜日

愛知・名古屋のコロナ感染症の再爆発(第6波)

この2週間ほどはまさにうなぎ登りと言って良いでしょう。

愛知県における感染者数は以下のグラフのように急上昇し、以前の第5波の時点の勢いをコピーしたようになっています。時期的に成人式や正月の参拝が重なり、表に見えない状態で静かに市中に拡がり始めていたと思われる(恐らくは多くがオミクロン株等の変異株)コロナの爆発的な表出を見せているものと思われます。
愛知県内全体での変化。
愛知県全体では新規感染者の確認が1000を超えてくる日が続いていますし、以下の名古屋市全域での感染者数を見てみてもやはり1000という数字を超えていて、「再び」拡大していることが容易に理解できます。
名古屋市内での感染者の変化。
実際に病院の方でも以前とは比べ物にならない感じでの感染者との接触で濃厚接触者認定を受けたことから次にどういう検査をどの時間で受けたら良いのかというコンサルの電話がかなり頻繁にかかってくるようになりました。特に幼稚園や小学校の子供のクラス・メイトが感染してしまいその濃厚接触者となった子供やその親からのコンサルが増えていることが以前とは違った大きな特徴ですね。

また、直近では実際に院内で働いているある人物が抗原検査とPCR検査で陽性と判定され、周囲にいた人間は肝を冷やされた状況です。斯くも容易に日常生活の中で周辺に接近侵入してくる新型コロナの浸透力はかなりの脅威ですが、当初予測された如く、感染力の増大とともに(一般的な意味で)次第に病原性が低下しているようで、感染症学的にはある程度予測されていたこと。現在の状況でもし感染者数が増えても死亡者数の増大が見られないようであれば、たとえ2類感染症としての取り扱いという意味で入院の方向が進んでしまった現在の状況が、インフルエンザと同等の5類に分類変更されれば、入院患者数にも大きな変更があるものと思われます。

そもそもインフルエンザ自体も極悪な感染症で、毎年多くの高齢者と基礎疾患を持つ人々を大量に殺し続けています。この二年は恐らくは海外からの人の流入が途切れた事とマスク着用でインフルエンザは姿を消していますが、今後はコロナもこれと同様の感染症に姿形を変えていく可能性がありますね。

この第6波の推移を息を殺して見守るとともに、院内でインシデントの発生が最小限に抑えられる事を只管祈っている私です。


2022年1月17日月曜日

自閉症の息子のルーチン・ワーク

長男には自閉症を持つ子に比較的特有な他の人から見るとなかなか理解できない行動上の「こだわり」があります。

一般的に言って傍目には「何してんの?」というような行動でして、家族にとっては全く気にもしないようなことなのですが、それを知らない人から見ると十分に「変」と思えるレベルの行動が多いのです。特に息子は見かけ上は(何らかの行動をとったりしない限りは)障碍など何もない人に見えますので、息子が何らかのアクションを起こした時などには4歳位の子供さんにさえ「?」という様な顔をされる事もあります。いわゆる「怪訝な顔」という奴ですね。w

実際にはどのような行為かと言うと、幼かった頃に特徴的だったのは「モノを並べること」に対するこだわりがその第一番でしょう。小さな頃からレールの上に列車をズラッと並べたり、ミニカーを何十台も並べて嬉々としていたり等というのが大変目立ちました。これはアメリカにいた当時、NIHの他のドクターの息子さんでAutismと言われた息子さんを持っていた方も全く同じと言うことでお互いに「お前んところもか!w」という感じでした。

それから歳が上がるにつれて少しずつその「こだわり」にもバリエーションが入ってきました。なかでも目立つのが床面や椅子等の「大きな板面」をズボンを履いたままのお尻で一旦横にずれながら「拭いて」いきます。椅子が六脚あればテーブルの周りを回りながら6回同じようにその椅子の座面をお尻でなぞる訳です。

また、他にはテーブルの上や柱を端から端まで丁寧に一定の方向に拭き上げることを止めません。そのワイプ作業の途上にある蛇口やモノも拭き上げたりする為、実はある変化が起きています。

それは全くそれらのものに経年変化を思わせるような汚れが着かなくなってしまうことなのでした。メッキの部品はぴっかぴかを通り越してギラギラしていますし、本来ならある程度黒ずみが点いても良さそうな部分などもいつまで経っても新品の様です。まあ、それを「良いこと」と捉えるしか無いのでしょうが、実際には困ったことがあって、この作業を一定の手順と時間を掛けて終えないことには長男の気持ちが収まらないらしく、途中で端折らせて終わらせるとかなり「怒る」のです。その被害の矛先は嫁さん。ときには胸などを強く叩かれて私に怒られたりします。

トイレ掃除などもこれらのルーチン・ワークに加わりますので、寝る前に余計な15分くらいの時間を取られるわけです。これ以上そういった定型的な作業が増えないように気をつけてはいるのですが、寝る前の掛け布団の角合わせなどは実に軍隊レベルのしつこさ。まあ、好きにさせてますが。

自閉症。いろいろと他にもまた変わった行為はあるのですが、今日はこのあたりで止めておきましょう。


2022年1月16日日曜日

無限の収集癖

物を集めることことに執着し始めると切りが無いようです。

実は今回森永卓郎さんの「蒐集物」が載っている昭和40年男と言うコンビニ雑誌を当直の夜にゲットしました。この雑誌結構前からあるのですが、最近では昭和50年男とか昭和45年女などという派生雑誌みたいなのものも、この出版社であるクレタ・パブリッシングは出し続けています。

さて、この雑誌の今回の特集の一つであるモノの蒐集に関するページで森永卓郎さんの昭和という時代の中に出てきた暮らしの中にある「何気ないモノ」のコレクションにはコレクターの持つ狂気に通じるようなエネルギーを感じました。しかし、この狂気に近いものがないとコレクションというものが充実しないというのは洋の東西を問わず事実であることに間違いありません。

蒐集における完全性というのはモノの状態の完全性とそのバリエーションの充実。そしてそのバリエーションには製造時のミスで出来上がったものまで含まれますので実際のところその蒐集に終わりはありません。

そういった「蒐集」などというものとは縁の無さそうな我が家ですが、このブログを読んでいる方の一部はもうご存知のように、我が家のにはファイヤー・キング(アンカー・ホッキング)、グラスベイク、パイレックス、フェデラルなどのマグや皿などのアメリカから運んできた信じられない数の嫁さんがアメリカで集め続けたグラスウェアが積み上げられているのです。

帰国して以来、なんとかかんとか頑張ってそれらを家のあちこちに隠したり展示したりしているのですが、なんでこんなに沢山あなたは集めるの?と言うくらい大量のコレクションを持っています。使うわけでもなく見せるわけでもない余分とも思える残りの大群を売ってしまえば相当の値段がつくでしょう?と以前言ったんですが、本人にとっては持っている事自体が大事なんだそうで、「私が死んだる売って」とか訳の解らないことを言っています。w

前はモノを集めるなどというような本当に全く無縁だった我が家の嫁さんですが、一旦火の点いた特定のモノへの執着というのは人を変えてしまうようですね。

こうやって集められたモノ。稀覯本を含む本、ミニカー、ボトル、食器、そして金持ちは車なんかなんでしょうが!やがては蒐めた人の死を以て多くの場合は蒐集は中断され、また更にその多くのモノは散逸していくか博物館に再収納されていったりします。まあ、そこまで行けば集められたモノも幸せなんでしょうが、なかなかそうは行きませんよね。しかしまあ、モノは所詮モノ。やがては古びて壊れて消えてゆく運命にはありますが・・・。

モノに取り憑かれた人々の心理というのはイマイチ今の私には理解できません。それにこだわる日が私にも来るのでしょうか?その前にあの世に行きそうですが。w


2022年1月15日土曜日

何で人を巻き込む?

東海高校の高2の生徒が東大前の共通テスト受験会場入り口で3人の人を刺したとのこと。

悲劇以外の何ものでもありません。被害者は勿論、加害者となった高2の学生自身にとっても。詳細が判らない今の段階では本当に何も言えませんが、学校の勉強で追い詰められた上でなにか起きたのかそれとも統合失調のような何らかの精神疾患とかを発症してしまったのか。追って話が出てくるのでしょうが、今判っているのはすべての人にとっての悲劇が起きたということ。

前日からその行方がわからず心配していたという親御さんのお話というのも伝わってきていますが、親御さんにとっても学校側としてもその動揺は我々の想像を遥かに超えたものでしょう。学校のウェブサイトも現時点では繋がりません。恐らく名古屋大学などの会場などで共通テストを受けていたと思われる東海高校の学生の皆さんにも少なからぬ影響があった事でしょう。そして刺された学生さん2人と高齢男性というのは大丈夫だったのか。

東大の門の前にいた高齢男性というのはもしかしたら教員かもしれませんし、刺された学生さんお二人は恐らく共通テストの受験生だった可能性が非常に高いですよね。彼らがテストの再試がスムースに受けられかつ二次試験もそのインシデントが考慮されることを!更には健康に問題がないという二重の意味でレスキューされることを心から祈っている私です。

最近、この前の精神科での大量殺人巻き込み自殺を始め、焼肉店での立てこもり男といい自分の人生が上手くいかないからと言って自暴自棄になって「全く関係のない他の多くの人」を巻き込んでからその後に自殺しようというよいうなインシデントが猛烈に増えてきているような印象があります。

まことに恐ろしい話で、自分の生を終えるのに人知れず、もしくは人の前で自殺をするという事は今まで本当に多かったのですが、だからと言って出来るだけ多くの人々を巻き込んで死んでしまおうとかどういう思考回路をしているのか・・・。

もう私などの想像を遥かに超えたところで異様なことが考えられているのでしょうが、何かが上手くいかない等というのは我々の日常に始終起きていることですが、成績が悪くなったから、東大に行けないから、ましてや東大医学部に行けないから等というだけのことで人生が終わると考える思考回路・・・。医者には向かないだろうし、そういう方向に行くことのみが人生の唯一のコースだとこの学生さんの脳味噌に思い込ませた人生のストーリーとは一体どのようなものだったのでしょうか。

私は人間は自ら思考して死ぬ選択を選ぶことのある唯一の動物だとは思いますが、他人を殺す権利などはどう考えても何処にも無いとも思っています。これ以上の悲劇がこれから起きないように皆で考えていくしか無いでしょう。たとえ時間がかかろうとも。


2022年1月14日金曜日

共通テストいよいよ明日から

年中行事の季節が続きますが、正月、成人式、そして明日の共通テストです。

実は甥っ子が明日から共通テストを受けるという事を思い出しました。私自身の頃は共通一次と呼ばれていましたが、今では昔と違って大学に入るためのpathwayもずっと多様化していて正直何が何だかよくわかりません。

職場の看護師さんの子供さん達も毎年毎年いろいろな大学を受けているようですが、その受け方は実に多種多様で全く理解できません。子供が日本にいて受験していたらもう少しは詳しくなっていたのでしょうが・・・。

今の時代は無理さえしなければ大学はもう少しで全入という程の受験生減少を迎えています。人口の減少と学部の人気の変化で学部によっては我々の頃には想像もできなかったような人気の凋落を迎えた学部もあり隔世の感が強いですね。特に顕著なのは歯学部で、歯科医師自体の平均年収の顕著な低下と歩調を合わせるように偏差値も低下。倍率こそ1-2倍を保っているようですが、偏差値自体は30台とかいう有り得ないような低いところがゴロゴロあって、そういうところは定員も満たせない上に国試の合格率もその数字に合わせるかのような低いもの。時代は大きく変わりました。

振り返って医学部。今は猫も杓子もある程度の成績優秀者が医学部を目指す傾向がありますが、これがいつまで続くのが。いつもの持論ですが、そもそも理数系で本当に能力があるのであれば工学や理学、自然科学に進学方向を振り向けたほうが「遥かに」国家の将来のためには望ましい姿だと思っているのが私。言っては悪いのですが、思考力という意味での能力の高さでは医学部程度のものは並の脳味噌を持っている人間であれば、前段でそれなりの知識を仕込んで説明をよく読めば理解できる内容の理解を要求される事が殆ど。理工系の一定領域に存在するような「凡人ではどう背伸びしても全く理解できない学問領域」にこそ高レベルの知性を持っている人間は向かうべきで、そこを狙うべき人間も高校は進路実績積み上げの為に医学部に向かわせるという愚を長年続けています。

名古屋で言えば東海高校なんかが有名で、ここに通っている息子さんを持つある先生から話を聞いたら本当に飯粒を吹き出すような医学部進学への強烈指導が行われていたとのこと。この高校は今、全国一レベルの医学部進学実績を誇って居る上にそれを知ってまた子供を医師にしたい親が頑張って中学・高校に入学させたがっていますが、適性も何も成績だけで医師になる道を「選ばせる」とか本当に愚かな話です。

これから迎える医師の過剰問題とかどれほどこの医学部志望の若い皆さんは理解しているのでしょうか。昔は歯科医が黄金の時代を経験していましたが、既にその凋落は上に書いた如し。医師もここ数十年給料など全く上がっていない上にこれからは確実に下がっていくことが判っているのですが・・・。

まあ、いつの時代にも未来に確実なものなど一つもありません。それぞれがしっかり考えて「なりたいもの」ではなくて「やりたい事」を目指して頑張って欲しいものです。その第一歩が共通テストなら皆が良い成績をとって欲しいものですね。


2022年1月13日木曜日

みんな他人が悪いのか?

患者さんの中に愛される人と愛されない人がいます。

認知症があろうとなかろうと、頭が良かろうが悪かろうが看護師さん達から自然と愛される人、逆に(表立っては誰も言いませんが・・・)陰ながら疎まれている人というのが自然に発生するものです。

多くの患者さんはそのどちらでもない状態で入退院されているのですが、明らかにその両極に登場する患者さん達というのが存在します。前にも少し書いたのですが、長い間その人達の事を見ていて気づいたのは「感謝の言葉」の存在の有無です。「ありがとう」の感謝の言葉がある患者さん達の病棟における愛され具合と云うのは半端ないです。^^

実際のところ、こういう事は別に院内の患者さん達に限らず普通の世界でも全く同様ですよね。しかし、このシンプルな言葉「ありがとう」の言えない人の多いこと多いこと。私も忙しい時にしてもらった親切に言葉を返す余裕なく次のステップについつい進んでしまって、一旦仕事に区切りがついた後で思い出したように「さっきはありがとう!」とテンポずらして言ってしまうことがあります。ダメダメですよね・・・。

さて、それとは対側に位置する「疎まれる人」の特徴はまず間違いなく「自分の主張と発言だけがまず大事な人」。極端な場合だと、ズッと自分の主張のみ勝手な要求を言いたいだけ言って、院内のルールなどは全く無視してしまう人です。それもある容認限度を超えると注意一回、注意二回という風に病院側も堪忍袋の設定をしておいてそれを超えたら退院手続きとなります。そこら辺は全く容赦ありません。病院というのは医療者側と患者さんとが協力して病を治すところ。それが守れない方には他の病院に行っていただいて全く問題ありません。そしてそのような患者さんは実は他の病院でもブラック・リスト殿堂入りしていることが多いのです。

さて、その上でもう一段誰からも相手にされない人という一群があって、それが「何でも悪いのは他人」としてしまう人達でしょう。精神疾患の一症状としてそういう外罰的な言葉が出てきてしまう人もありますが、いわゆる普通の知性を持っていて普通の生活をしていても「悪いことが起きるのはすべて他人のせい」と持っていく人がいます。その人達の大きな特徴は人の話を聞かないこと。

何かをsuggestされること自体が自己否定されていると感じるような認知の歪みが存在していると思われるのですが、それを訂正することは精神科医ではない私にはとても無理です。どうやら通底して」いそうなおぼろげな背景は愛されて育った経験がなさそうという生育歴。

得てしてこの人達は外見以上に不幸。客観的にみてあんたの何処が一体不幸なの?と言いたくなる事も多いのですが、彼らに言わせるといつも自分の立場は他の人達と違って被害を受けている側という認識があるみたいで、いつもいつでも他の人の悪口を言っては自分の味方と敵を峻別して話します。しかし、、、、なんだかこういった手の人達の事をこうやって記述してみると先代の某国大統領ドナルド何とかという人に似てますな。w

幸せになりたければ人に感謝を示し続けること、そしてそうすることによって本当に自分に福を運んでくれる人達を引き寄せ続けることが大切だと「そうでない人達」の観察から考えるのでした。


2022年1月12日水曜日

外国で外国人として過ごす事の大変さ

今の時代、病院勤めをしていると多くの外国人労働者と「普通に」交わって仕事する事になります。

恐らく、IT関連や工場勤務等をしている方も食品関連の仕事をされている方もそうでしょうし、コンビニなどは特に夜間のシフトは東南・東アジア系の人達で支えられているのは周知の事実です。

海外で外国人として生活している方々だと私の書いていることが理解できると思うのですが、外国語を使って外国で生活するというのはいろいろな意味で「不利」な状況に置かれます。
日本の中に居てさえ方言が違えば緩い言葉のハンディはあるものですが、ましてやそれが外国語となると単語の意味を知っていようとも文化的背景が違えば、そして世代が違えば意味が全く掴めないような「言い回し」が幾らでもあります。

しかも、そういう日常会話の世界での不利だけでなく実際には役所に提出する書類の山とも格闘するわけです。アメリカでも税金や学校へ提出する書類、先生との遣り取り、親同士の書類回覧、息子の障害者申請とその後の年金申請等々、日本においてさえそもそもやったことのない仕事をし続けたわけです。我々が日常の科学研究や日常生活会話で使わないような単語も書類申請時には学習しないといけないわけですからそれなりに苦労は上積みされます。w

たとえ外国語であってもその使用ものが多い言語であれば、例えばアメリカではスペイン語はほぼ同一のサービス・レベルが電話でも書類でも受けられますし、ベトナム語や中国語も多くの連邦政府レベルでのサービスが受けられます。しかし、日本語は・・・。所詮マイナーな言語ですからね~。英語を勉強したほうが嫁さん的にもワタシ的にも早いわけです。

今回、病院でコロナ禍に関連して出された子供手当の申請をきちんと行っているのかどうか手短かに数人の外国人ヘルパーさん達に伺ってみたところ、「してない」「知らない」との事。十年以上日本で仕事をして子育てしている人でもやっぱりこの状況です。

日本に居てこういうサービスからこぼれ落ちてしまう大量の長期日本定住の外国人達へのサポート、行政はもっと真面目にして行くべきだと心から思った今日の私でした。


2022年1月11日火曜日

更に絶滅へ。一年で200万とか・・・。

そうなるだろうと思っていた通りの事が淡々と進んでいるようです。最近、紙の新聞を手に取ったこともない何ていう若い人達はそこら中に居ると思います。

以前からどんどん進んでいた新聞の発行部数が更に減少の速度を早めているのが統計グラフできれいに発表されていましたが、その減少速度は想像を上回るもので、このまま行くと2030年代の半ばには紙で発刊される新聞という物自体が新聞社にとって経営を成り立たせる商売道具としてはどうにもならないものになってしまうのではないかと考えます。

近未来的には恐らくは電子メディアで100-200万人くらいを各新聞社が保持するのが精々じゃないんでしょうか。日経などの特殊なメディアでさえもネットの情報の渦とその速度を考えればまとめとして一日遅れで読む対象となってしまうわけで、紙で出た時点で既に過去のアーカイブ。速報性ではネットには全く勝てません。

況や一般紙に「翌日」出てくるような情報など、出た時点ではテレビは勿論、ネットでも既に十二分に消費、解析され尽くされて居るわけですから全く世の中の情報源としては遅れに遅れているわけです。そもそもネットの登場以降はテレビ自体もネットの情報を二次まとめみたいに流したり、スマホで一般人が撮った映像を流したり云う時代。速報性ではそのさらに下位に位置する情報源でしか無いような新聞紙はそこのオジサン達がまとめた昨日の出来事の恣意的に選択され、まとめられたアーカイブな訳で、今となってはそもそも社会に残る理由自体がないとしか思えません。

今後大事なのはデジタルアーカイブ、しかもNFT化されて正真性を担保されたようなものが大切になってくるんじゃないでしょうかね。

さて、この新聞の発行部数。夕刊紙などはそもそも続々と廃刊している上に日刊紙も押し紙問題や報道内容の偏向問題等でボコボコになった上での部数激減。もう戻ってくる目はないでしょう。今時新聞社に入社するような人間自体もオワコン・メディアに破滅を賭けて飛び込んでいくわけですから将来に何を見ているんでしょうか。気になります。

今時の新聞社は既に不動産ビジネスで息を継いでいるだけというのは普通の人でさえ知っているお話。一体いつになったら白旗上げるのでしょうか?

個人的な予想では、まずは産経新聞、次に毎日新聞、最後に朝日と読売が何かをしているのかもしれませんが、居残りの利益総取りで何らかのLast man standing状態を最後の最後に燃え尽きる前のろうそくみたいに楽しむのかもしれませんね。

巨大な輪転機が廻り、記事を印刷して大量の新聞が日本中に何千万部も毎朝配られていたんだよ~というのを「昔のアーカイブ画像」でのみ知る子供達の時代が20年ほど先に待っているような気がします。

2022年1月10日月曜日

アメリカの牛乳、日本の牛乳

年末年始に政府や自治体レベルで要請のあった牛乳消費の件。

我々も年末年始にその要請に応えようと頑張った件をちょこっとだけ記述しましたが、実はその後も嫁さんが牛乳消費に(いつもの如く)凝りはじめまして、毎日毎日どこぞから買ってきたのか知らない種類の違う牛乳を家族は飲まされています。

年末からはそこら辺のストアやコンビニで何処でも手に入るような、しかし我が家では手に取ってこなかったような牛乳を一種類ずつ購入しては私の下を使ってテイスティングをさせてきます。

昨日は遂に鳥取の白バラ牛乳まで飲んだのですが、ものすごく濃くて甘いおいしい牛乳でした。何で愛知で鳥取の?と思ったのですが、お金を払ってでも飲みたくなるものはちゃんと売っているところでは売っているみたいです。(嫁さん曰く成城石井で売っていたとのこと。)

白バラ牛乳というのが鳥取では有名であることを以前鳥取にいたことのある先生から伺っていたのですが、この事をテキストでその先生にお知らせしたところ。、美味いという意味ではその隣の県である島根の木次牛乳のほうが上とのコメントを頂きました。こればかりは試してみるまでは判りません。好みの問題も大きいですからね。

さて、こういっていろいろな日本の牛乳を連続してかつ久しぶりに飲んでみて感じたのは日本の牛乳はアメリカの牛乳とは全く比べられないほど濃いな~と言うこと。アメリカでは基本的にはハーフ・ガロンかガロンのプラスチック入りの牛乳で、ビタミンDを添加したものが多かったように思います。ハーフで$2、ガロンで$3ちょっと位という感じでしたが、1Lが100円しないくらいですから、日本の1/2から1/3くらいの値段と考えたほうが良いと思います。

今になって味を思い出してみると、牛乳もビールも薄味のシャビシャビでした。私達が貧乏人だったのでWalmartのような安い店しか行けなかったのも大きいのかもしれませんが。Krogerにも行っていましたが、Whole Foodsのような高い健康志向の店の牛乳などはとても買えませんでした!

それでも・・・・こんな事を書いていたら、また何だかアメリカにいってあの大味の体に悪い食い物を食べたくなってきましたよ。w


2022年1月9日日曜日

美味いものを食うために再び遠出!

久しぶりに干物を食べに行く事にしました。

三重に入って直ぐ、伊勢湾岸自動車道沿いにある桑名を過ぎて四日市の傍の「みえ川越」というインターで高速を降りてあっという間のところにあるひもの食堂と云うお店です。私自身はココのことを3年前にもブログで書いているので、改めてその詳細を書く必要はないのですが、食堂に来たのは恐らく5回は下らないと思うんですけど、何回来てもここの干物は肉が厚い上に味付けが良くて絶品という言葉以外ありません。

実際のところ1時半頃に一回到着したときには外に並んでいる人達が多すぎて一旦四日市港ポートビルに行って以前と同じように時間つぶしをしました。最初に、1時半だから少しは客足も落ち着いているだろうとゆっくりと家を発った我々の読みは激甘で、一時間後に戻ったときにも向かい側の海鮮食堂である大遠会館は流石に玄関前の人混みは消えていたのですが、ひもの食堂側は相変わらずでしたので、我々家族3人も諦めて並びました。実質20分くらい待ちましたかね、比較的素早く中に入り座れました。

今回、私は金目鯛を選んで食べたいと勢い込んでて臨んだのですが、おでんや付け合せと一緒に摂る昼ごはんは待ってでも食べる甲斐がありますね。息子はサバ、嫁さんはシマホッケだったかな?なんと言っても焼き具合が絶品で、単純に持ち帰って焼いてもこの味はなかなか出せんだろうというのが味噌ですね。(それでも、5種類ほどおみやげに買って帰りましたが。)

中では私が息子の魚の骨取り役で、息子も美味しそうにパクパクと上手に魚を食べきりました。私も横で金目を丸裸にして満足至極。嫁さんは例え普通盛りであってもご飯粒が多すぎたようで、最後のご飯を私に押し付けてきました。これではダイエットは無理です。w

我々が食べ終わる直前にちょっと気になることがあって横に座って食べ終わっていた2人のおじさん達の様子をちらっと見たのですが、一人は500mL缶と350mLの2本のAsahi Super dryをもう一人のオッサンは350mL缶のビールを3本飲んで席を立ちました。勿論ノンアルではありません。その2人の出ていくあとを窓越しに見ていたら当たり前のように車に乗って走り去っていったのを見て「・・・」。真新しい白のホンダ・ヴェゼルでしたが、事故を起こさないことを祈らざるを得ませんでした。

帰りはあっという間で、帰る直前に嫁さんのリクエストでKEN NISHIOと言う美味しいケーキ屋さんに寄って夜の手抜き料理の手助けを致しました。w ココのケーキは逸品と言って過言ではありません。名東区近辺の方、一度是非食べてみてみて下さい!味は保証致します。

2022年1月8日土曜日

嫌な予想があたっている

やっぱりスパコンの予想は当たってしまいました。

良くない予測は本音を言えば尽く外れて欲しいものなのですが、最近のAI予想は本当に嫌になるほどよく当たってしまいます。今回の東京や沖縄でのoutbreakは間違いなく「いつものパターンであれば」名古屋も時間差で丸々コピーという形になるはずです。

下にあるのは名工大の先生がシミュレーションをしてくださっている愛知県の予測感染者数の推移ですが、最初の立ち上がりの時期がいつか、そして外からの流入者の有無がどれほど影響を与えるかによってその推移は変わるようなのですが・・・。
そして実際の名古屋市の感染者数は如何かと言うと下のようになります。明らかなのは今年に入って本当にぐぐっと盛り上がり始めたのが他の都市とも共通の状況です。但し絶対数は未だ少し少ないのですが、確実に
それに愛知県自体は既に感染者の報告が一日1000人(<間違い!!東京都のデータででした。未だ300人台です!)を超えていますから、予測の悪い方に合う形で、そしてそれ以上に悪い数字でオミクロン株は拡大しそうな勢いです。

私が勤めている病院の方でも既に再び蔓延防止措置時の対応に準拠するように体制を切り替えてしまいましたし、再び面会者に対する実質的なきつい面会制限が始まってしまいました。

何もかも残念ですが、今回のミュータントの感染性の高さを考えると、恐らく幾分かは病原性が低まったらしいとは言え医療従事者は院内に感染を受け容れることは出来ません。大昔にコロナが流行りだして二年半程度でなんとか落ち着くのではないかと希望的な観測も含めて言われていましたが、一体どうなっていくのか。

私は今年の春を最後になんとか落ち着いてくれないかなと願っています。マスクをするのもそろそろいい加減に飽きてきました。orz

2022年1月7日金曜日

次女コロナから完全回復

次女はもうバイトでの仕事を再開しました。

本人によると「完全回復」だそうですが、コロナ感染が確定してからは比較的短いのですが、恐らく咽頭炎の症状が出て苦しんでいた時期も感染はしていた可能性が高いと考えます。だとすると、感染は最大二週間ほど次女の生活に影響を及ぼしたわけで、あの若さでそれならばやはりNEVER UNDERESTIMATE!と言う言葉を改めて心に刻んでおかねばならないと逆に考えました。

今のところ、喉の痛みなども消失しfoggy brain等の症状もなかったようで、恐らくは二回のワクチン接種でも経時的に低下していた液性免疫の代わりにしっかりと残ってくれていた細胞性免疫が感染を押し戻してくれたものと考えています。これはワクチン接種後に重症化しないで済んでいる多くの高齢者と同じ免疫システムの働きだと思われます。

感染症への対応は疫学・医学・公衆衛生学、そして政治的対応力の問題であって、ウイルスは政治的思想や個人の愚かな発想などに関係なくその個人のとった日常の行動とウイルスの感染力に規定され拡散するだけです。

そういう意味では、今回のコロナ感染も次女がそういった職場環境でマスクをしづらい状況でマスクを外して長時間その環境で仕事をした事から感染確率が急上昇し、今回の変異型コロナによる二回のワクチン接種を乗り越えての次女への感染・発症が成立したわけで、甘く観た結果と言われればまさに「愚かな行為」とそしられても仕方ありません。本来はそのバイトを変えるべきでした。本当に次女がかわいそうですけど、今回のアクションはちょっと擁護できません。

更に、もしクリスマスの頃に3回接種済みの長女とDCで投宿していたらどうなっていたのかは気になるところです。それにしても良くなって本当に良かった。ただし、長女の友達などには3回もコロナに感染した人物がいたそうですので、中には余り免疫機構がウイルス感染に対してワークしないような人もいるのかもしれませんね。

次女が再感染などしないことを願う日本の父です。

さて、コロナ感染に関してオリンピック絡みでとんでもないことをやり始めているお隣の赤い大きな国。ニュースによると、感染者と感染の可能性がある者を含む全員をどこかとんでもない田舎に強制移住させ、社会から排除してゼロ・コロナだと自画礼賛したりするような、単に目の前から見えなくして「無かった事にする」いつものアホ共産党独裁国家を相変わらずやってるみたいですね。

そんなクソ国家にだけはなりたくないものです。党に不都合なものは、力づくで存在しないことにする。くまのプーさんが大好きな気に入らないものは見えないところにおいておくだけ、何なら事故った車輌は埋めてしまうなどといういつものやり方などは所謂遠い国の出来事としたいものです。

日本は目の前にある現実と淡々と科学的に対峙しながら感染症と戦い続ける近代民主主義国家であって欲しいと思います。


2022年1月6日木曜日

新しもの好き・古い物好き

私はよく娘達に笑われます。どちらかというと苦笑に近い笑い顔ですが。

それは私が新しいものに直ぐに飛びつきたがるということに対しての笑いです。「形のあるモノを買う」という意味での新しもの好きではほぼ有りません。私の場合は殆どコンピュータのソフトウェアや世の中に現れてきた新システムなどに対する新しもの好き。そういう類のものには敏感に反応してそれをまずは試してみる事に貪欲です。

そういったソフトや新しくインストールされたシステムを私が使う度に娘は「やっぱり好きね~。^^」と言っては笑います。

それとは反対に私の中に同時に存在しているのは「古いもの(こちらは実際に形のあるモノですが。)好き」という性質。しかも、一旦それを所有するとボロボロになっても修理して修理して修理して使い続けるのが好きです。アメリカにいたころも乾燥機も故障したら徹底的に分解して壊れた部品だけ注文して修理したりしましたし、古い車の修理も大好きでした。

という訳で今回、私の修理の対象となったのはNational!のシェーバー「ラムダッシュ」です。修理と言っても実際はLiイオンバッテリーの載せ替えなんですけどね。まあ、ナショナルと言うブランドは既に家電の多くに存在せず今では息子の髭剃りもPanasonicのラムダッシュ。

既に15年以上前の製品なんですが、これは私がアメリカにいる間に流石に使えなくなっていたふるーい髭剃りから日本に一時帰国した時に買い替え品として購入したものでした。使用後6-7年で中にあるリニア・モーター式の往復二枚刃を新品のものと交換したことはあるのですが、それ以降次第にバッテリーの力が無くなっていくのを実感しつつも今日までほぼ15年有線で、掃除だけ続けながらそのまま使っていました。

バッテリーの代替品を調べたところ、たったの680円でアマゾンで売っておりましたので即注文!

今日のバッテリー到着前に徹底的に清掃分解を行って何度もきれいに組み立て仕上げる練習はしておりましたので、愈々注文したものが来た今日は簡単に組み上げられました。その上で念願の「火入れ式」と云うか充電「式」を執り行ったところ、今までと違いあっと言う間に充電。しかも、何故かモーターのパワーまで戻ってきた印象でキレイに剃れます!電圧が足りなくなってたんでしょうかね?そんな事あるんかな?

取り敢えず、我が家の犬よりも年寄りのシェーバーが生き返った「私的に」嬉しいお話でした。^^


2022年1月5日水曜日

次女がコロナに・・・

夜の一時過ぎでしたがテキストの到着音がしました。

またまた寝ぼけ眼でスマホの画面を見てみると次女から「また喉が痛いんだけど、薬が後5日分くらいしか無いからまた適当に見繕って送って~」とのリクエスト。「また考えておく。家の薬の残りは送ってあげるから。」と言ったのですが、ちょっと気になったので「この前から一旦良くなってまた悪くなったんだったらコロナ感染の可能性があるから時間を見つけて調べに行きなさい!」と再び言いました。

前回は調べるだけで2時間もかかるから云々と言ってお茶を濁していたのですが、この件に関してどうやら時間差でバージニアの長女からもテキストを送られて十字砲火状態となってしまったせいか遂に「Okay」との返事。長女からの理詰めの攻撃には弱い次女です。w

そもそもがクリスマス・イブの前から一旦咽頭炎の症状を訴えて一旦抗生物質を服用して軽快し元気になっていたのが年始に今度は38.7℃の熱が一日だけ出て翌日には解熱、その後は今度再び咽頭痛が出てきたとのことでテキストしてきたのが先程のお話。私は眠いながらも「また送ってやらなあかんな」位に思いながらそのまま眠りに落ちていきました。

朝の6時27分に「I have Corona(T_T)」とテキスティングで連絡が入って来ました。そこで私は「No surprise if you don't wear the mask....Anyway, are you Okay???? ANd is it omicron?」と返事したところ返事なし。

翌日ちょっとだけ心配になって長女経由で探りを入れたところ直ぐに「I'm okay!」と指輪っかの絵文字も付けて返事がありました。嫁さんの方にも元気だとの返事があったようですし、まあ問題は無いのでしょう。

取り敢えず今回の感染の経緯は明白で、次女がバイトのウェイトレスとして働くおしゃれなバーではマスクを着用する「雰囲気」というものが無い上にNFLの試合などで集まってはマスクなしで叫ぶお馬鹿な若者も居るということで、その「マスクをすること=病気の人」とか「自由を侵害されている」とか「男らしくない」とか「感染なんか大したこと無い」等という事を真顔で主張する方々を中心に拡散していくわけです。

アメリカのネットでのこういう主張を見る度にもう「言うのも疲れた」と言う感じなのですが、オミクロンがデルタ等よりも感染性は高くとも病原性は低そうだと言う学術報告が多めなのが唯一の救いでしょうか。

まあ、取り敢えず我が家にも遂にSARS-COV-2の感染者が出てしまったと言うことになったという残念なお話でした。皆様も(特に65歳以上であったり基礎疾患をお持ちの方を中心に)オミクロン・コロナの感染には十分お気をつけ下さい。


2022年1月4日火曜日

強制デート

今日は例年と同じで午前中だけの仕事初めでした。

昭和で言うところの「半ドン」というやつですね。この日が半ドンということを前もって教えていた嫁さんは前日からウキウキ。何故かと言うと昼飯が手抜き出来る上に前から行きたかった喫茶店での昼食が摂れるからでした。

私は別にどうでも良かったのですが、嬉しそうに顔を綻ばせている嫁さんを見ていると「これは付き合わないかんな」と腹を括らざるを得ませんでした。と言うわけで、付き合いました。お昼御飯 at 喫茶店。

最初はKona's Coffeeに入ってみたのですが、ちょうど昼時で入り口で嫁さんが確認しようと入ってみたところ中の人に「すみませ~ん、十組待ちなんですけど~。」と言われて即断念。ここはまた来ればいいので、他のところで未だ行っていないところということで元町珈琲に入りました。

驚くことに、嫁さんは万一の場合に備えてこちらの方も既にネットで調べて家を出る前にメニューを決めていたようなんですが、実は後で聞いたところではもしここがダメでも更に後2軒分のメニューを既に頭の中で組み立てていたとのこと。暇人恐るべしです。何で食にかけるこの情熱を今まで勉強などに費やさなかったのでしょうか・・・。不思議です。

さて、食べたのは以下の四品。手抜き状態で昼を迎えられる幸せを噛み締めていたようです。w
黒ごまオレ
海老の濃厚トマトクリームスパゲティ
元町ふわふるキャラメル・バナナ
私の食べたソース・カツサンドです。
おまけにこの正月は知り合いの方から頂いた黒毛和牛のシャトー・ブリアンという恐らくグラム\3,500前後という我々の日常では全く縁のない肉700グラムを家族三人で頂きました。肉というのはそもそもこんなに柔らかくて美味い部分があるんだという事に素直に驚いてしまいました。今まで美味しいと思っていたサーロイン・ステーキも素直に負けていたと思います。
何が違うとこんなに美味しいんでしょうか?
しっかし、これでは正月太りは避けようがないですよね、ハイ・・・。また前腹が迫り出してしまいました。美味いものは体に悪いですよね、基本的に。orz


2022年1月3日月曜日

生き方それぞれ

少し前の話ですが、昨年末に志摩の方に行ってフグを食べた話をしました。

ところが、私がここで帰りがけに聞いた話はなかなか「生き方」を考えさせられる話でした。その話はごく短時間のお話で、タクシーの運転士さんから聞いたものなんですが、聞いていて次々にその先の話を聞くような話。

安乗の漁港やその周辺の人の少ない(言っては悪いのですが)辺鄙なところで住んでいることでタクシーの仕事をしていてコロナの影響はどうでしたかというようなお話をしていたのですが、取り敢えず国から補助金が出ていたので生きることは出来たという話ですが、コロナの影響は実際に大きかったという話でした。

志摩といえばスペイン村のお客さんが中心なのかと思っていたのですが、意外と季節に関係なくこんな寒い日でも志摩スペイン村に来て寒い日をわざわざ選んで来る方々もおられるそうです。

さて、この初老のオジサンのお話を伺っているとその話のイントネーションから三重の人にしてはやや大阪弁のイントネーションが強めだなと思っていましたので(三重の人達も私からすると不思議な関西弁そのものなんですが)「ここで生まれ育った方ですか?」という素朴な質問をしたところ、「いや、私はここに移住してきたんですわ。」との話でした。

ここに移り住んだ?というのはタクシー運転手になるためではなくて、子供さん達は既に成人されて面倒見る必要もなくなって奥さんと二人でこの三重の志摩半島に東大阪から移り住んできたとのことでした。

では何でここで?というのが疑問だったのですが、以前から和歌山などに釣りに行っていたとのことで、その趣味が高じて何時でも自分の家の傍で釣りができるところに住みたいと言うのが強い願いとなって奥様とお話をした挙げ句この志摩半島に移住されたとのことです。

実際に志摩半島で暮らしてみると、金はもうかからんし年金とタクシー会社で働く給料で十分とのことで、何の贅沢もしない代わりに自分にとっての「贅沢」である釣り三昧ができることで楽しい日々を送っているとのことでした。

その話し振りと楽しそうな笑顔を見ていると、正直「楽しそうだな~」と感じてしまいましたね。

派手さが全く無く、淡々と生きていく生き方も、己の趣味にどっぷりと忠実に浸かっている生き方を贅沢と言う言葉で表現したくなったのは私の自然な感覚でした。


2022年1月2日日曜日

久しぶりの息子の発作

今日はのんびりの二日目・・・のハズでした。

ビバ・ホームというDIYストアに行って嫁さんのシャンプー選びに付き合っていました。私は私で靴棚の追加用の棚を探していたのですが、結局見つからずじまいで仕方なく店を出ていくことになりました。最上階の駐車場にある小振りなハイチューの自動販売機でいつものように息子と遊んでいたのですが、ガチャッと音がしてハイチューが落ちてきたにも関わらず何故か取り出し口から出てきません。

息子がニコッとしつつも「?」という感じの顔をして、取り出し口に何もない事を私と確認していましたが私自身が「これはオカシイ」という事で上からじっと覗き込むと何と4-5個のハイチューが取り出し口の浅いところで引っかかっていましたので嫁さんにお願いしてお店の人を呼んできてもらったところ、しばらくして鍵束を持った女性が「どちらです~!?」と言いながら息せき切って走ってきました。

事情を手短に説明すると「すみませ~~ん」と言いながらマシンの中に手を突っ込んで引っかかっていた6個程度のハイチューすべてを我々に渡そうとしてくださるので、嫁さんが正直に「私達は一回しかしていませんん」と言ったのですが、それでもその方が「どうぞどうぞ」と4つ程差し出してくださったのでお言葉に甘えていただきました。それにしても、他の人達は無念を抱えて指差しながら帰っていったんでしょうね、、、きっと。

そんなこんなで次はちょっとした食材を買いにその隣の区画にあるカネスエという名古屋では比較的有名な(岐阜にも結構ありますが)ディスカウント・ストアに入りました。

中に入って私が息子の手を引いて歩き始めていつものように息子の好きなインスタント・ラーメンのコーナーでいつものように2個のカップ麺を選ばせたあとのことでした。嫁さんのキャスターに息子がカップ麺を放り込んで数歩歩いたところで、急に息子が「あっあっあっあっあっあっ」と声を出して一点を見つめ始めました。

瞬間に「ああ、てんかん発作だ」と理解して直ぐに横に寝かせましたが周りの人達は特に気にする様子もありませんでした。我々は我々で息子の状態を理解しているので「ああ、2年ぶり以上に久しぶりに出てしまったな」位に思っていたのですが、呼吸をしないこともありあっと言う間に体全体がチアノーゼ状態。

横に寝かせてしばらくするといつものようにスヤスヤと何事も無かったかのように寝始めました。暫く寝かせたままにしていると若い女性が心配そうに「大丈夫ですか?」とお声がけをしてくださいましたが、事情を説明して安心して立ち去っていかれました。看護師さんだったのかもしれませんね。

その後は幸いにして朦朧状態ではあっても息子が立ち上がってくれましたので、嫁さんと二人で両脇から優しく抱えて車に戻り助手席でそのまま寝かせました。嫁さんにはそれから15分ほど買い物の続きをしてもらってカネスエでの仕事は終了。

家に帰り着いた息子はそれからスヤスヤと数時間寝てしまいました。やはり正月だからと言って不規則な睡眠は息子の脳に影響を与えていたようです。現在の投薬で2年2ヶ月以上安定して起きていなかったので、親として油断していたと言わざるを得ません。まあ、息子はこれで一年すべての厄を落としたということで取り敢えず安心という風に解釈したいと思います。

何事も油断大敵ということを一年の頭にしっかり刻みつけた1月2日になりました。


2022年1月1日土曜日

あけましておめでとうございます

新年まで特に何も起きない平和な当直でした。

朝に一回病棟を廻り患者さんたちに新年の挨拶を行ったり、帰る前に私がしておかないことを済ませた後、正月当直の先生へと引き継ぎをしてサッと家へと帰りました。家に帰りついた後は美味しい朝飯を食べてソファで横になった後暫く眠ってしまいました。

その後はシャワーを浴びた後、親子3人で藤が丘駅の前にあるマックに向かって当選していた今年のマックのラッキー・バッグ(福袋)を取りに向かいました。中身はここに説明がありますが、基本的に大したものではないのは毎度のことなのですが、年に一回だけ買ってみる福袋といえばこれだけでして、日本に帰ってきて福袋というものを愉しみだしたのも去年からというフレッシュマンです。

店に向かう途中、今度はアメリカが新年の瞬間を迎えましたので、娘達にテキストを贈ったところ長女から「花火上がってるよ~!」と写真付きのメッセージがやってきました。

さて、この袋の中には少なくとも払った額以上のマックの引換券とちょこっとしたマックのアイテムが入ってますからFUNとして捉えています。ロケットニュースの記事などを読んでみると、20人が抽選応募してあたったのはほぼ10人程度のようですから我が家のように私と嫁さんで二人で応募して1人が当選通知を受け取ったというのはまあ妥当な確率でしょうか。(ちなみに昨年は2人応募して2人共当選したので結構長い間マックの商品券をゆっくりと使えました。)

正月くらいは何をしようか考えないといけないほど「暇」なのが良いですよね。毎日毎日、実際には毎分毎分病院で次は何をするかを考え続けながら、そしてその上に各病棟からのお仕事要請リクエストが次々にピッチで入ってきますので、心も体も休まることはありません。

というわけで、何も考えずに本だけ読める、そして何をしようか考えなくても許されるこの正月三が日は私にとっては神様のくれた奇跡の三日間です。何にもしない贅沢は働く人にとっては最高級の贅沢の一つでしょう。^^

世の中いろいろと不景気な話ばかりですが、今年が皆様にとって良い年でありますように心より祈念しております!