2022年1月2日日曜日

久しぶりの息子の発作

今日はのんびりの二日目・・・のハズでした。

ビバ・ホームというDIYストアに行って嫁さんのシャンプー選びに付き合っていました。私は私で靴棚の追加用の棚を探していたのですが、結局見つからずじまいで仕方なく店を出ていくことになりました。最上階の駐車場にある小振りなハイチューの自動販売機でいつものように息子と遊んでいたのですが、ガチャッと音がしてハイチューが落ちてきたにも関わらず何故か取り出し口から出てきません。

息子がニコッとしつつも「?」という感じの顔をして、取り出し口に何もない事を私と確認していましたが私自身が「これはオカシイ」という事で上からじっと覗き込むと何と4-5個のハイチューが取り出し口の浅いところで引っかかっていましたので嫁さんにお願いしてお店の人を呼んできてもらったところ、しばらくして鍵束を持った女性が「どちらです~!?」と言いながら息せき切って走ってきました。

事情を手短に説明すると「すみませ~~ん」と言いながらマシンの中に手を突っ込んで引っかかっていた6個程度のハイチューすべてを我々に渡そうとしてくださるので、嫁さんが正直に「私達は一回しかしていませんん」と言ったのですが、それでもその方が「どうぞどうぞ」と4つ程差し出してくださったのでお言葉に甘えていただきました。それにしても、他の人達は無念を抱えて指差しながら帰っていったんでしょうね、、、きっと。

そんなこんなで次はちょっとした食材を買いにその隣の区画にあるカネスエという名古屋では比較的有名な(岐阜にも結構ありますが)ディスカウント・ストアに入りました。

中に入って私が息子の手を引いて歩き始めていつものように息子の好きなインスタント・ラーメンのコーナーでいつものように2個のカップ麺を選ばせたあとのことでした。嫁さんのキャスターに息子がカップ麺を放り込んで数歩歩いたところで、急に息子が「あっあっあっあっあっあっ」と声を出して一点を見つめ始めました。

瞬間に「ああ、てんかん発作だ」と理解して直ぐに横に寝かせましたが周りの人達は特に気にする様子もありませんでした。我々は我々で息子の状態を理解しているので「ああ、2年ぶり以上に久しぶりに出てしまったな」位に思っていたのですが、呼吸をしないこともありあっと言う間に体全体がチアノーゼ状態。

横に寝かせてしばらくするといつものようにスヤスヤと何事も無かったかのように寝始めました。暫く寝かせたままにしていると若い女性が心配そうに「大丈夫ですか?」とお声がけをしてくださいましたが、事情を説明して安心して立ち去っていかれました。看護師さんだったのかもしれませんね。

その後は幸いにして朦朧状態ではあっても息子が立ち上がってくれましたので、嫁さんと二人で両脇から優しく抱えて車に戻り助手席でそのまま寝かせました。嫁さんにはそれから15分ほど買い物の続きをしてもらってカネスエでの仕事は終了。

家に帰り着いた息子はそれからスヤスヤと数時間寝てしまいました。やはり正月だからと言って不規則な睡眠は息子の脳に影響を与えていたようです。現在の投薬で2年2ヶ月以上安定して起きていなかったので、親として油断していたと言わざるを得ません。まあ、息子はこれで一年すべての厄を落としたということで取り敢えず安心という風に解釈したいと思います。

何事も油断大敵ということを一年の頭にしっかり刻みつけた1月2日になりました。


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