我が家の中では長女がおしゃれ番長と呼ばれています。
我が家の中ではデザインの奇抜さとアイデアは次女が、多くの人が見て「おーっ」というものを選び出すセンスでは長女が間違いない感じで、私には長年にわたって私にとってのコーディネーター役を務めてくれた嫁さんがそのトップの座から滑り落ちたと感じています。
安いものを組み合わせてシンプルなコーディネートで仕上がりを良くする事に知恵を絞る高校時代からの努力の集大成が今の年齢になって役に立ってきている感じで、日本に帰ってきたときなどに私以外の家族が服の買い物などに行っては「ああでも無いこうでも無い」と言いながら女性陣での服選びウィンドウ・ショッピングを行っているようです。
嫁さんによると、自分が服選びをするときも当然のように娘二人にコメントを、しかも厳しいコメントでバッサリと切り捨てられることが多くて、右か左かと服を持って自分では右と思って審判を待っていると大抵の場合娘たち二人から左のほうが良い!とコメントされて気落ちすることが多いのだそうです。実は私のチョイスも娘たちのセレクションに合うことが多くて、嫁さんには「やっぱり学校での美術の成績ってそれなりに大事だな。w」等と言っていたのですが、最近は私のチョイス自体も娘達には保守的でオジサンの選択と言われて思わず「・・・あかんな。」と反省することしきりです。
今回、自分が選ぶ靴をどうするかということで、最後に絞りに絞った2足のシューズを嫁さんに見せるとこれが大議論になって自分が選びたい靴と、嫁さんが気になる靴とで正反対の結果に。そこで、長女に君ならどっち?と送ったところ即座に判定結果が送り返されてきました。
結果は嫁さんの選択に対して軍配が上がり「この色のほうがどの服にも合わせやすい。」と一刀両断され「Unless you already have white sneakers.」として私が選んだGulf stream colorのブルーベースの靴に対しては合わせる服が沢山あるなら!と言われて今回は断念。
思ってはいても表には出さないでいた心の底を見透かされたようなコメントでバッサリと「忌憚なき意見」を投げかけられて終了。嫁さんに敗北して白系統のシューズを選択することとなりました。
老いては子に従えと申しますが、ファッションに関しては歳を取れば歳を取るほどビビッドにして若かった頃にはしなかったような格好にしていこうと思っているのですが、それも「似合えばこそ」ですよね。
今後も家人達の客観的な視点を参考にさせていただきながら小綺麗なおっさんを目指そうと思います。
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