7日の10時過ぎに10年ぶりの震度5強が関東で発生しました。
震度5強というのがどれほどのものかと言うのを調べたところ、
●人の体感・行動
大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる。
●屋内の状況
棚にある食器類や書棚の本で、落ちるものが多くなる。テレビが台から落ちることがある。固定していない家具が倒れることがある。
●屋外の状況
窓ガラスが割れて落ちることがある。補強されていないブロック塀が崩れることがある。据付けが不十分な自動販売機が倒れることがある。自動車の運転が困難となり、停止する車もある。
とのことです。
関東大震災は震度6となっていますから、そのひとつ下のレベルですね。尤も、この震度5とか6とかにはそれぞれ弱・強がありますし、その地域における建物などのインフラのセッティングの差によってマグニチュードが同じでも、被害状況は大きく異なりますが。
10年前の東北大震災のときも首都圏では大量の帰宅困難者がでましたが、今回も同様に帰宅に困る人達がたくさん出た上に、首都高の全面閉鎖で一般道は長い駐車場状態と言えるほどの大渋滞に見舞われた様子が映し出されていました。中にはエレベーターが止まって悲惨な目に遭ったタワマンの住人である芸人が自分の住む高層階まで筋トレさせられたとかいう話も。
わたし自身が経験した地震で最大のものを調べてみたところ、自分が五歳になる前日に経験した地震で、1970/7/26に日向灘沖で発生したM6.7(震度は5)のものですが、母方のおばあちゃんの家(勿論、平屋の木造家屋)で凄い揺れに遭遇したのを覚えていますが、あれはチビだった私に強い記憶として50年後の今でも残っています。
大都市は普段便利だけど、一旦大規模災害が発生したときの被害の状況はその人口密度と建造物の高密度ぶりから、他の田舎とは文字通り桁違いのレベルになりがち。今回の地震が更に大規模な地震に繋がる何らかの前触れで無いことを切に祈るものです。
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