2021年10月21日木曜日

突き抜けて生きる人

私がグルメ、というよりも「ものを食べる事」を映す番組に目覚めたのは最初は深夜食堂、そして次に孤独のグルメでしたが、最近はPSゴールドとその派生番組であるオモウマい店です。

そのPSゴールドの中にスーパーヒューマンと言われている女性(元は男性)の栞(しおり)さんという人物が居ます。この人がそう言われる理由は明確で、本当に多芸多才で何をやらせてもものすごく上手に熟してしまうのです。

しかも、塾の講師でもありレストランのオーナーでもあって、今でも真っ赤なZに乗ってナゴヤドームの近辺を走っているのを時々目撃されています。(私の勤めているバイト先の病院の運転手さんが「この前も反対車線を走ってましたよ」と言ってました。)

そしてこの人が凄いのは実は70過ぎて周りの人にポジティブ・オーラをばらまき続けること。何よりも年令に関係なく次から次に新しいことに挑戦していく姿が物凄く美しく楽しいのです。こういう人が目の前にいるとつまらないことでクヨクヨすること自体がつまらなく思えてきます。

自分で運命を切り拓くという意味では「自分の運命の主人は自分自身である」というアメリカ的な標語をまさに地で行くスーパー・ヒューマンです。LGBTという事がこの人の前では全く紙切れのように軽くなって、そういうものに対する偏見と差別の壁を容易に超えさせてくれる素敵な人物です。私自身はLGBTでは無いのですが、昔からいろんな性といろんな生き方はあって自然だと考える人です。

彼女自身は最近はコンサートまで開いて人生満喫しているようですが、私も金と家族のことを考えずに送れるような人生というのを考えて見る必要があるのか?それとも家族のことはそのままにしてやっぱり楽しめる人生を考える?

私は所謂「いい人」(<自分でいうか?)なので、家族を捨てる選択肢はないかな?

とは言え、先ずは歳も還暦に近づいてきたので、以前は封印していた薄いピンクの生地のセーターや派手なスカジャンなんかを来て町中を歩こうかなと思います。もうこの歳になってくると、人からなんと思われようと「知らん」と言えるようになってますから丁度いいですね。

人生は短い。人に迷惑をかけない範囲で自分らしく生きたいものです。

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