2021年10月24日日曜日

あの招福楼へ!

今日は滋賀の八日市に向かいました。

目的は招福楼でお昼をお呼ばれすることでした。ある方が「どうしてもこのタイミングで招福楼のお料理が食べたい!」との事で、私が運転手としてお連れすることになりました。もちろん私の家族も息子と嫁さんが同行。

朝の8時半に当直を終えて家に一旦戻り服を着替えて家族で藤が丘駅にお迎えに行きました。すぐにスタートして超久しぶりに滋賀へ向かったのですが、道すがらその方にいろいろと人生の来し方のお話を伺いながら運転すること1時間40分ほどで八日市のインターから降りました。

その後、近江八幡にある嫁さんの親戚の家へちょっと寄った後にもう一度インターの方へ戻って招福楼に到着したのがちょうど12時でした。

創業は152年前!1300坪の敷地に6部屋だけが設えられているのですが、男性の仲居さんが車を誘導してくれます。(後で判ったのですが、この若い男性は祇園の有名所の息子さんで、ここに預けられた修行中の身。将来そこのオーナー板長として戻っていく方なんだそうです!)

そして、その奥にある立派な門構えの入り口から上がって中を進んでいくと素敵な造りの部屋がこれまた素晴らしい渡り廊下で繋いでありました。我々が案内されたのは池の上に座敷がある「瓢箪の間」という美しい部屋でした。
お店のHPにあったものです。
これは嫁さんが撮った二代目の御主人が
大昔に付けたという部屋名の由来になった照明。
食べる前に撮ったお庭の一部です。撮影下手すぎ、、、。
これは斜向かいの部屋をみたものです。
これらのお庭、あまりに美しく葉っぱが一枚も落ちていないので、興味本位で女将に「このお庭はどうやってこれほどまでに美しく保たれているのですか」と訪ねたところ。実は毎朝板前さん達も含めて全員で落ち葉を拾って綺麗にしていくのだそうです。仕事場を綺麗にできない人間は美味い料理を作れるわけがないという昔からの仕事の一環なのだそうです。やはり超一流は何でも飛び抜けていますね。

大女将と若女将が初めに出てきてお食事開始したのですが、ゆっくりとゆっくりと高級食材を物凄い手間暇をかけて加工されたお食事がでてきました。(一例を下にお見せします。)
味は極上。可能な限り地域の食材を使ったものが出てきましたが私の味の表現力というのはそもそもプアなものですので、正直「極上」というのが正しい表現で、ご飯粒も肉も魚もみなパクパク口に入ります。途中で「お箸休め」が出て来ましたが、今では全国に広がったこのお箸休めという言葉自体がこのお見えがそもそもの発祥だということでした。

気づけば食べ終わったのは食事開始から3時間15分後!とてもそんな時間が経ったようには思えない素晴らし時間を過ごしました。最後に若女将の提案で写真を2葉撮って頂きました。

お腹だけでなく心も満たされてこの日本の超有名店の一つ招福樓を堪能させていただきました。御招待いただいた方には感謝と言う言葉ではあらわしきれない深い感謝を致しました。

帰りにはクラブ・ハリエに寄って沢山のお土産を買い込んだ後、更にこの八日市で有名なあるものを手に入れるべく高速道路のドライブインで下の写真のキー・ホルダー「飛び出しトビタくん」を手に入れて満足して家路につきました。
今では全国区になったこの人形。実はこの八日市が発祥の地です!

美味しい料理を食べる人生に益々強く惹きつけられている我が家族一同です。


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