2021年9月24日金曜日

整形美人?

最近、私が唯一1人だけInstagramでチェックしている女優さんの顔が変になってしまいました。

もともとの「素」と思われた顔が私には大変に好ましい、素朴かつ魅力的な御尊顔だったのですが、今日見た写真の顔では異様に「どでかい二重」の顔に変わってしまっていました。一体全体何が彼女に起きたのか?と言うくらいの変化だったのですが、もうインスタのフォローをやめようと思っています。かなり残念でした。本人は幸せそうな顔をしていたのでそれはそれで良いと思いましたが。

私自身は昔から美容整形というものには否定的な人間なのですが、それは完全に個人的な考えの世界であって、やりたい人はやればいいと思います。しかし、それも程度の問題で、よくあるパターンの「プチ整形」なんていうのでその入口に立ったあと、それに追加する様にエンドレスに嵌まり込んでいく一群の人達が居ることが少し怖いです。

人の体というのは人が思うほど可塑性というのは有りません。一度形を変えるのに使ったお金をかけても、元の姿・形をとり戻すことはとても出来ません。

昔から形成外科学では「形成治心」と言う言葉があると形成の友人に教わったことが有ります。怪我、火傷や奇形も含め、その人が思い悩んでいる己の形に関する問題を形を変えることで、その人の人生をよりポジティブなものに変えていくという考えのもとに治療を積極的の行っていくというものでしょう。

私には美容整形も形成外科もどちらがどうだという事は到底コメント出来ませんし、そこに技術がある限りそれを使う人も使われる人もいるのはごく当たり前のことでしょう。

顔や体の形が私から見て全く何の問題が無いような人でも、その人自身にとっては大変なコンプレックスになり、思い悩んでいるような体の場所があるわけです。しかしそれは実は体ではなく心の病気だったりすることもあるわけで、こういった事は大変に繊細な問題で他人がとやかく言えるようなものではありません。

体の美醜に関する心の問題というのはとても深い人間の根源に関わるお話です。生きていくっていうのにはいろいろと難しいことがついてますね。技術が無い頃の女優さん達の写真だけ見とこうかな?w


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