次第に低くなってきていた毎日の気温。
ここ暫くは気温は下がっていたものの湿度は高いままで、動き回ると直ぐに汗がでるような日々でした。しかし、台風が掻き回す大気の影響でしょうか、さすがにここ数日は更に一段と体感気温は下がってきた感じです。
ここ数年日本に帰ってきて感じるのは長袖を着る機会というのが減ってきている冬と言う感覚です。少なくとも分厚く着込むような服が必要だと思うような冬がこの2年間来ていないような気がしています。私自身は夏も冬も好きなのですが、9月の末になって虫の声は盛大に聞こえてはいるのですが「秋の夜長」と言う感じが全く無いんですよね。
これが長期的な気候変動の中での「温暖化フェーズ」に向かい合っているためにこんな日々を過ごしているのかは難しいところかと思うんですけど、2100年時点で予測される気候変動シミュレーションを見ていると、ここ日本において一日のうちで30度を超える日が一年のうちで半年以上になってしまうという予測があるようで、このまま行くと人が生活できるエリア自体に大変動が起きるとともに、今の我々の時代のように食事を満足に食べるための素材が手に入らない様になってくるのではないかと真剣に心配してしまいます。
勿論その頃には今こうやって成人として社会生活を送っている我々などは殆どが土に還っていると思うんですけど、実際のところ我々の子孫の事を考えるとカーボン・ニュートラルとかの問題というのは我々「今」が考えている以上に人類が生き残ろうとするのであれば真剣かつ喫緊な問題なのかもしれません。
おそらく少子高齢化などというのはそういった意味では人減らしの為に自然が与えた選択圧なんかな等とふと考えてしまう私でした。
素肌を出して外を歩いたりするのはこれから無くなっていったり、オリンピックが夏の間に開催されたりするのはもう後数回分くらいしかチャンスが残っていないのかもしれませんし、そもそも冬季オリンピックなどというのが人工雪等を使わないと全く開催出来なくなったりとかあるのかも?そもそもスキー競技というものが無くなったりする未来というものさえ有るのかもしれません・・・。
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