ここ一ヶ月ほどかなり体の調子がおかしくなっています。
症状としては正直「曰く言い難い」感じで、医者のくせになかなか表現しづらい症状が続いているのですが、一言でいうと神経系の症状。どっちかと言うと四肢の弱い痺れと脱力感と言ったほうがいい感じでしょうか。
医者をしてると本当にいろいろな良くない病気を知っているし、そういった病気を持つ人達の最後の状況がどういうものかも結構日常の世界で見ているために、色々と良くないことを考えてしまいますが「人間諦めも肝心」という事がこの歳になってくると結構わたしの中ではそれなりにあります。
ただ、この年令になってくると考えてしまうのは自分の病や万一の事ではなくて家族のこと。今俺が倒れたときに家族はどうなるか?ということばかりです。
結婚して子供を持つということは自分以外に配偶者と子供達の未来のことを考える「責務」が発生するということ。しかしながら、私ぐらいの歳になってくると既に同級生や同年代の人間の中には種々の事故や病気で亡くなってしまった友がいるというのも実は普通のコトです。
しかし、うちの嫁さんは普段は弱いのですが結局のところイザという時には男よりも遥かに強いのが嫁さんだと思っています。サザンの桑田佳祐も「嫁さんの言うことを聞く」と言っていますが、結婚して歳を重ねるに連れ「やっぱり人生の先輩、桑田先輩の言うことは真(まこと)なり」と感じており、私が万一居なくなってもおそらく大丈夫でしょう。
まあ、人生既に56年。家族になるべく迷惑かける事なくこれからの人生を過ごしていきたいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿