2021年9月23日木曜日

鬼畜の宴

以前も親と今関係に関して病院で経験したことをちょっと書いたことがありました

しかし、前に書いたのはクズ親、ダメ親が既に子に愛想を尽かされたり絶縁されたりした後の「己の所業が年老いた後に己に残酷に跳ね返ってきた例」の事でした。もし、そういったクズ親が更に「ある一線」を越えて子供を虐待していたらどうなるかという例が最近ニュースで再び報道されましたが、私は2つの意味でこの事件に頭にきました。

事件の概要は大阪摂津市に住む三歳児を持つ母親が昨年10月にSNSで松原拓海と言う男(いわゆる半グレと言われていた男ということですが。)と知り合って交際開始、家にこの無職男が同居を始めてから何度も近所の人や保育所から警察や児相に通報されているにもかかわらず子供を保護せず、今回死に至らしめるまで全く適切な対応をとっていなかったというもの。

しかもその死に様は惨(むご)たらしいという言葉そのものの死で、熱湯を五分以上顔や上半身に浴びせられ続け、皮膚は爛れリビングに倒れていたとのこと。鬼畜の所業と言う言葉がありますが、恐らくこの男と付き合っていた母親もバカ。男は勿論クズ以下の鬼畜と言う組み合わせでしょう。

こんな「心」というものが全く入っていない金正恩そっくりの男の何が良くて付き合うかは永遠の謎ですが、この手の女性には選りすぐりのクズを選ぶレーダーが備わっていることが頻回ですので何の驚きもありません。恐らく繋がっている理由はセックスと寝床のシェアということのみ。私の1つ目の怒りはこの糞男とバカ女の二人の存在に直接向けられます。

2つ目の怒りは殺された子供に実際に何度も確認された傷や痣が実際にあったにもかかわらず、何の言葉も発することのできない子供を緊急に物理的に即時に保護すると共に、親権保有者の拘束と尋問もしくは虐待を行っていると強く疑われる人間を逮捕できない行政システムに激しい苛立ちを感じます。

これがアメリカだったら・・・といつも思うのです。恐らく即逮捕と裁判所命令による子供の分離と接見・接近禁止措置などが講じられるであろうと。逆に言えばアメリカはそれほどの事をきちんとしなければならないほど酷い現実があったからのシステム構築なんでしょうが、日本もいい加減にそういう事をもっと容易に出来るようにすべき時期が来ていると強く思うのです。

最後に今回の事件を防ぐ事が出来たはずのお役所の方のコメントをここにコピー。曰く摂津市・次世代育成部・橋本秀樹部長「その時々の判断で適切な対応をしてきたと考えております。」とのこと。

次世代育成部。これ以上は無いような素敵な皮肉ですね。


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