2021年7月20日火曜日

結局勝てば盛り上がるのかな?

世界的にはオリンピックどころではないという状態でしょう。

アメリカにいた時に感じたのはそもそもオリンピックというものにほぼ誰も目が向いていないというものでしょうか。ラボに行ってもそもそも誰もオリンピックのことを気にしていないし、世界選手権に毛が生えたような扱い。もちろんテレビをつけるとアメリカの有力選手を中心として放映される各種競技がほぼ生中継でいろいろと放映されてはいましたが、日常生活の中でオリンピックが話題になることはありませんでした。

まあ、私のラボの周辺だけだったのかな?と言いたいところですが、少なくともアメリカにいた16年ほどの間にあったはずの4回程度のオリンピックの開催中に誰かラボの人間がオリンピックに関して何らかの話題を提供してきたことはありませんでした。

ですから、アメリカのように放送局関係を中心として多額の金をオリンピックに叩き込んでいる国でさえこの巨大な競技の祭典に対して何らかの国内的な盛り上がりがあったのかと言うと少なくとも私の周辺では「そんな雰囲気は感じられなかった。」というのが正直なところです。研究室や大学の外ではそうだったのかも知れませんが?

何といっても、アメリカはオリンピックの間だけは黒人有力選手達を中心とした陸上やチームスポーツの人間達が、スポンサーを満足させるレベルの「結果」をほぼ必ず出してくれますので、その間だけはアメリカはバーチャルに一体感を出して「アメリカという実質的な多国籍軍」の勝利を寿ぐわけです。

しかし、祝典の火が一旦消えるとそれは元の日常に。有色人種は有色人種に。白人は白人の世界に戻っていくような日常がありました。

先に発生したハミルトンとフェルスタッペンの間に起きた接触事故でも事故の内容に対する批判ではなく、結局は黒人であるハミルトンに対する肌の色に関連した批判が激しくネットの上を行き交ったわけで、まだまだ人間というのは本心で何を考えているのかを隠したまま、対立の火種を大量にそして永遠に消えないものとして持っているようです。

そんな人種対立も大量に内包する世界の世紀の祭典オリンピックも、残念ながら今回の新型コロナのために目論見と正反対のものに変質してしまいましたが、ここまで来たらなんとかかんとか大事にならずに終了し、願わくは日本が少しは良い結果を残し、願わくは世界記録が幾つかの競技で出てくれることを期待するのでした。

世界レベルの感染症の拡大の真っ只中で開催される観客なしの世紀の祭典、東京オリンピック。あんまり人類の融和には役立ってくれ無さそうです。

おそらくは、オリンピックの開催というものは今後多くの国でその開催を「今まで以上に慎重に検討される」対象となってくることでしょう。

感染が拡大しませんように!ここまで来たら心から祈るのみです。


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