2021年7月1日木曜日

名古屋のコロナ・東京のコロナ

名古屋の方では「今のところ」低下傾向自体には変わりないのですが、下げ止まらないことを祈っている状態です。

大村知事がそれこそ国を急かす形でまさに必死で「打ちてし止まん」状態でバーサーカー状態。w 希望者には全員打ったろやないか、と言う感じで頑張っておりますので、我々の病院でもその意気に応ずる形で先日書いたようにガシガシ打たせていただいております。

さて、名古屋の感染状況ですが以下のような新規感染者数。
東京と違って少なくとも今日までの感じではいい感じで下がってきてくれています。ただし、先日も書いたように東京をコピーしたようになる傾向があるのが大都市・名古屋。今後はまだまだ全く予断を許しません。

では日本全国、東京エリアでは感染やワクチンの摂取状況等はどうなっているかと言うと以下のような感じ。ほぼNHK、日経が優秀なデータ解説者として正確で即時性のあるデータを提供してくれています。
年代別で行くと、東京では「圧倒的に」20代が突出している感じで、年代ごとに低下しているのはワクチン効果の程は実際にはわかりませんが、社会における活動量の反映そのものではないかと推測します。
ただ、上のグラフを見ると、月を追う毎に感染者の比率が若年層の膨らみという形で上がってきているのが気になります。拡散方程式で感染シミュレーションを行っていた先生のラボでは「感染者を減らしたければ若年層にワクチンを、死者を減らしたければ高齢者にワクチンを!」という計算結果通りの世界が到来しているのだろうと思います。
実際に死者の年齢分布は一気に突出していくのは70代から。本当にドカッと増える感じですよね。急激とはまさにこの事。
いま、あらん限りの金とコネを使って世界中からワクチンを集めて必死で打ち続けている政府ですが、とりあえず効果が高めで安全性も高いとされるファイザーとアンビオンのものは病院の外では次第にその数が枯渇しているようで、今後の展開はワクチンの取得数次第と考えればよいのでしょう。企業もバッチリ接種準備の展開までしていましたが、本当にはしごを外された感じですよね。
ここまで一生懸命やって、二回接種済は現時点で10%超という寂しさ。やはり圧倒的にそのスタートに問題があったと思えます。
もう今更言った所でただの「繰り言」ですが、これでオリンピックを行うのは折角なんとかなるという形が見えた所ででの破壊行為にしか思えません。本当に数ヶ月先に延ばすだけでおそらく全く異なる感染防御体制での開催が出来ると思えるのですが、オリンピックありきで結論を急いだツケが国民に回されるのか否か。

片付を飲む瞬間はこれからのまずオリンピックまでの3週間、そして終わってからの二ヶ月間の結果次第だと思います。

神は信じませんが、祈る事にします。


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