2021年7月19日月曜日

二週間後の名古屋が怖い

先日、愛知学院大の歯学部病院のそばを車で通った時に今どきにない異様な違和感を覚えました。

末守通りと城山神社(正式には城山八幡宮)のそばの交差点を物凄く大量の中高校生くらいの子供達が湧き上がるように歩きまわっていたのです。男の子はラフな服装で、女の子は浴衣なんかで可愛く仕上げた姿の子達が本当に楽しそうに横断歩道をわたって城山神社の方角へ歩いていきます。

私の頭の中では「もしかして夏休み期間中のお祭りしとるんか!?」という言葉がぐるぐると回っていました。見ていて素直に出た感想は「スーパー・クラスター出とらんか?」というもの。

ほぼ全ての子供達はキチンとマスクをはめていたと記憶していますし、それなりにソーシャルディスタンスを取ってくれていたと思います。学校側からの指導がどうなっていたのかは知りませんが、おそらくそこまで細かい指導はなされていないのではないかと推測します。

今の時期の大きな問題は彼らにとって残念なことに嫌らしいウイルス感染症である新型コロナの存在。本来、若い彼らにこういったアクションを取らせない事自体が犯罪だし、止めることも無理だと思うんですが、時代が彼らのアクションに難癖をつけている状況です。

各学校のワクチン接種がなされていない世代の若者が一箇所に密集するというのは感染症学的には最高のリスクを犯しているわけですが、おそらく彼らの年齢であれば感染しても無症状の子達が沢山いるはず。実際はそれこそが恐ろしいわけで、spreaderはその人達の中からこそ登場してきます。

そして、その子達が今の時期に各学校に戻るか否かは別として塾に行ったり各家庭には戻っていくわけで、そこにいる成人は大丈夫か?彼らの両親達は大丈夫なのかと心配になってきます。

我が家のように各種の事情で全員がワクチン接種済みと言う状況であれば感染者が家庭の中に入ってこようともほぼ何の問題もないという家庭ばかりではありません。2週間後に名古屋、千種区周辺地域で何だか変な感染爆発が発生しないことを心の底から祈るばかりです。

今回の城山八幡宮の神事は大茅輪(おおちのわ)くぐりだったようです。神仏の加護を信じましょう。


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